通信制高校の親子面接はある?服装・親への質問を募集要項で確認した結果

「通信制高校の入試には親子面接があるらしい」。そう聞いて、服装や質問の準備を調べ始めた方が多いと思います。

先に結論を書きます。親子面接があるかどうかは、学校とコースによってまったく違います。そして志望校によっては、面接そのものがありません

読者の声

親子面接って、スーツで行くものなんでしょうか。何を聞かれるのかも分からなくて、今から緊張しています。

さとみ

その前に確認したいことがあります。志望校に面接があるかどうかです。N高の募集要項を実際に開いてみたら、コースによっては書類選考だけでした。順番に見ていきましょう。

先に結論
  • N高のネットコースとオンラインキャンパスは書類選考のみ。面接はありません(2027年度募集要項)
  • 同じ募集要項に「保護者」「同伴」「服装」の語は一度も出てきません(全5ページを検索して確認)
  • つまり同伴の要否も服装も、学校に直接聞くのが唯一の正解
  • この記事では想定問答集を載せません。質問内容は公式に公開されていないからです
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公式サイト https://nnn.ed.jp/

目次

30秒でわかる|まず「面接があるか」を確認する

準備の前に、順番があります。面接の有無 → 保護者の同伴 → 服装。この順で確認してください。

確認することどこで分かるか
面接があるか募集要項(コース別に書かれている)
保護者が同伴するか募集要項に無ければ学校に電話
服装の指定同上。指定がない学校が多い
何を聞かれるか公式には公開されていない

一番上を飛ばして服装から調べ始める方が多いです。でも面接がなければ、服装の心配は不要です。まず募集要項を開いてください。

志望校が決まっていない段階なら、この章は読み飛ばして構いません。面接の心配より先に、学校を絞るほうが先です。

N高の場合|募集要項を開いて確認しました

当サイトが基準に置いているN高等学校について、2027年度生徒募集要項を実際にダウンロードして確認しました。選考方法はコースごとにはっきり分かれています

コース選考方法面接
ネットコース書類選考のみなし
オンラインキャンパス書類選考のみなし
リアルキャンパス筆記試験・面接試験(グループワーク含むあり

出典:学校法人角川ドワンゴ学園「2027年度生徒募集要項」P.4(2026年9月にPDFを取得して確認)

ネットコース志望なら、面接の心配そのものが要りません。ここで安心できるご家庭はかなり多いはずです。選考の考え方はN高に偏差値はあるのか、出願の実務はN高の出願ガイドで扱っています。

リアルキャンパスの面接は「親子面接」ではない

ここは大事なので、はっきり書きます。募集要項の記載は「筆記試験・面接試験(グループワーク含む)」です。グループワークが含まれるということは、受験生どうしで取り組む場面があるということです。

少なくとも、「親子が並んで座って質問される」という形式だと募集要項には書かれていません

つまりネットコース志望なら、そもそも面接がありません。書類だけで選考されます。「親子面接の準備をしなければ」と思っていた方は、ここで一度手を止めてください。

【調べた結果】募集要項に「保護者」「同伴」「服装」は出てこない

親子面接を心配している方に、もう1つお伝えしたいことがあります。

N高の2027年度募集要項(全5ページ)を全文検索したところ、「保護者」「同伴」「服装」という言葉は一度も出てきませんでした

これは「同伴しなくていい」という意味ではありません。「公式の文書に書かれていない」という意味です。書かれていないことは、こちらから聞くしかありません。ネット上の「親子面接はスーツで」といった情報が、どこから来たのか分からないのはこのためです。

N高の選考のまとめ
  • ネット/オンラインは書類選考のみ
  • リアルは筆記・面接(グループワーク含む
  • 募集要項に親子面接という形式の記載はない

他校はどうか|全国一律の答えはありません

他の学校も見てみます。クラーク記念国際高等学校の公式サイトでは、入学試験について「ご希望のキャンパスの募集要項をご覧いただくかホームページにてご確認ください」と案内されています。

つまり同じ学校でもキャンパスによって選考が違うということです。「クラークの親子面接は◯◯」と一般化することはできません。

出典:クラーク記念国際高等学校 公式サイト 入学案内(2026年9月確認)

学校公式に確認できること
N高・S高・R高ネット/オンラインは書類選考のみ。リアルは筆記・面接
クラーク選考はキャンパスごとの募集要項による。出願前の説明会参加が必要
飛鳥未来出願に本人の説明会参加が必須
おおぞら公式が「出席日数は入試の合否に関係ありません」と明言

※各校の詳細はクラークの入試飛鳥未来の入試おおぞらの入試で個別に検証しています。

「通信制高校の面接はこうです」とまとめている記事に注意してください。クラークの例のように、同じ学校でもキャンパスで選考が違います。学校名だけで一般化できる領域ではありません。

読者の声

じゃあ、結局うちの志望校がどうなのかは、自分で調べるしかないんですね。

さとみ

そうなんです。でも調べることは3つだけなので、電話1本で終わります。次の章にそのまま使える聞き方を書きました。

保護者は同伴すべきか

募集要項に書いていない以上、学校に直接聞く以外に確実な方法はありません。ただ、聞き方にはコツがあります。

学校に聞くときの3つの質問
  • 保護者の同伴は必要ですか、任意ですか
  • 「同伴する場合、保護者も質問を受けますか
  • 服装の指定はありますか

「必要か、任意か」を分けて聞くのがポイントです。「同伴できますか」とだけ聞くと「できます」と返ってきて、必須なのかどうかが分かりません。

読者の声

こんなことを聞いて、変に思われないでしょうか。

さとみ

むしろ毎年たくさん聞かれている質問だと思います。学校側も答えに慣れているはずです。当日になって困るほうが、お互いに困ります。

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服装はどうする|指定がないときの考え方

多くの通信制高校では、服装の指定が公式に示されていません。N高の募集要項にも記載がありませんでした。

指定がない場合、「評価されない服装」を選ぶのが実務的です。おしゃれである必要も、フォーマルである必要もありません。

場面指定がない場合の目安
面接在籍中なら制服が最も迷わない。なければ襟のあるシャツなど
保護者(同伴時)スーツである必要は、公式にはどこにも書かれていない
説明会・見学普段着で問題ないとする学校が多い

※あくまで「公式に指定がない場合」の考え方です。指定がある学校ではそれに従ってください。

「スーツで行かないと落ちる」という情報を見かけたら、出典を探してください。公式の募集要項に書かれていない話が、いつの間にか常識のように広がっていることがあります。

服装で迷ったら
  • 公式に指定がない学校が多い
  • 在籍中なら制服が最も迷わない
  • 保護者のスーツが必要という公式の記載は確認できなかった

服装で合否が決まるという記載も、公式には見当たりませんでした。清潔であれば十分だと考えて、そこに時間をかけすぎないでください。

親は何を聞かれるのか|想定問答集を載せない理由

ここが、この記事で一番お伝えしたいところです。

通信制高校の面接で何を聞かれるかは、公式に公開されていません。当サイトが調べた範囲で、質問内容を公表している学校はありませんでした。

だから当サイトでは、「親はこう聞かれます」という想定問答集を作りません。作れば読者は安心するかもしれませんが、根拠がないものを根拠があるかのように見せることになります。

「よく聞かれる5つの質問」といった記事を見かけたら、出典が書かれているか確認してください。書かれていなければ、それは誰かの推測です。推測を覚えて臨むと、違う質問が来たときに固まってしまいます。

これは他サイトを否定したいのではありません。当サイトも以前の記事で、出典を示さずに「定番の質問」を挙げていました。気づいたので直します。根拠を示せないものは、示せないと書くべきだと思っています。

代わりに、軸を1つ決めておく

質問を予想する代わりに、「どんな聞かれ方をしても、ここに戻す」という軸を1つ持っておくほうが実用的です。

たとえば「この子が続けられる環境を探している」。これさえ決まっていれば、志望動機を聞かれても、家庭の様子を聞かれても、そこに着地させられます。

よくある準備おすすめしない理由
想定問答を暗記する公式に公開されていない=誰かの推測。違う質問で固まる
親が答えを用意する答えるのは本人が基本。本人の状態が伝わらない
スーツを買いに行く公式に指定の記載なし。優先度は低い

※「やらないこと」を決めるほうが、準備は短くなります。

親が気をつけたい3つのこと

①子どもの答えを先取りしない

同伴する場合でも、答えるのは本人が基本です。親が先回りして代わりに答えると、学校側は本人の状態を確認できません。

沈黙が続くと助けたくなりますが、待つことも準備のうちだと思っておいてください。

②過去を弁解しない

不登校や中退の経緯を、謝るように説明してしまう場面があります。面接は責任を問う場ではありません。事実を短く伝えて、これからの話に進めてかまいません。

③聞きたいことを2つ用意しておく

面接は学校が家庭を見る場であると同時に、家庭が学校を見る場でもあります。

「レポートが遅れたとき、どんな連絡がありますか」「担当は誰になりますか」。この2つを聞けるだけで、入学後の見通しがかなり変わります。

親の準備はこの3つだけ
  • 答えを先取りしない(待つのも準備)
  • 過去を弁解しない(責任を問う場ではない)
  • こちらから聞くことを2つ用意する
さとみ

面接は「見られる場」だと思うと緊張します。「お互いに確認する場」だと思えると、聞きたいことも出てきますよ。

説明会・見学のときの服装

面接より前に、説明会や見学で学校へ行く機会があります。ここも服装を気にされる方が多い場面です。

説明会は選考ではないので、普段着で問題ないとしている学校がほとんどです。ただし学校によっては、説明会への参加が出願の条件になっていることがあります。

飛鳥未来高等学校は、出願に本人の説明会参加が必須です。クラークも出願前の説明会参加が必要とされています。「まだ決めていないから説明会は後で」と考えていると、出願そのものができなくなることがあります。

N高の説明会やオープンキャンパスについては、N高のオープンキャンパスで持ち物や服装を整理しています。

この記事のまとめ
  • まず面接があるかを募集要項で確認
  • 書いていなければ電話で3つ聞く
  • 想定問答集は覚えない。軸を1つ決める
  • 説明会が出願条件になっている学校がある

願書の志望動機欄で手が止まっている方へ。「いまの状況・この学校を選ぶ理由・入学後にやること」の3つに分けると書けます。不登校の経緯をどこまで書くかも含めて、通信制高校の志望動機の書き方にまとめました。

よくある質問

通信制高校の入試に親子面接はありますか?

学校とコースによります。N高の2027年度募集要項では、ネットコースとオンラインキャンパスは書類選考のみで面接がありません。リアルキャンパスは筆記試験と面接試験(グループワーク含む)です。「親子面接」という形式については、同要項に記載がありません。

保護者はスーツで行くべきですか?

N高の募集要項には服装の指定がありません。スーツが必要だと公式に書かれている記載は確認できませんでした。指定がない場合は、評価の対象にならない服装であれば十分だと考えられます。志望校に指定があるかは直接ご確認ください。

親はどんな質問をされますか?

公式に公開している学校を確認できませんでした。そのため当サイトでは想定問答集を掲載していません。質問を予想するより、「この子が続けられる環境を探している」という軸を1つ決めておくほうが実用的です。

親が同伴しないと不利になりますか?

同伴の有無で合否が変わるという公式の記載は確認できませんでした。ただし同伴が必須の学校もあります。必須か任意かを学校に確認してください。

面接で落ちることはありますか?

合否の基準を公表している学校は確認できていません。ただし通信制高校の選考は学力で振り分ける仕組みではなく、学びを続けられるかを確認する場とされています。おおぞら高等学院は公式に「出席日数は入試の合否に関係ありません」と明言しています。

兄弟を連れて行っても大丈夫ですか?

公式に記載がある学校は確認できませんでした。当日の待機場所の有無も含めて、事前に学校へ確認するのが確実です。

説明会に行かないと出願できませんか?

学校によります。飛鳥未来高等学校は出願に本人の説明会参加が必須です。クラーク記念国際高等学校も出願前の説明会参加が必要とされています。志望校の募集要項で条件を確認してください。

面接の練習はしたほうがいいですか?

質問内容が公開されていないので、想定問答を暗記する練習はおすすめしません。それより「話す順番」を決めておくほうが役に立ちます。事実を短く言い、これからやりたいことにつなげる。この流れだけ共有しておけば十分です。

場面公式に確認できたこと
N高ネットコース書類選考のみ(面接なし)
N高リアルキャンパス筆記試験・面接試験(グループワーク含む)
保護者の同伴募集要項に記載なし
服装募集要項に記載なし
質問内容公開している学校を確認できず

出典:学校法人角川ドワンゴ学園「2027年度生徒募集要項」(2026年9月にPDFを取得し全文検索)

読者の声

思っていたより、確認することは少ないんですね。

さとみ

はい。分からないことを全部想像で埋めようとすると、きりがないんです。公式に書いてあることと、聞けば分かることを分けてしまえば、あとは電話1本です。

今夜できる一歩

今夜やること
  • 志望校の募集要項で面接があるかどうかを確認する
  • 書いていなければ、明日電話で3つ聞く(必須か任意か/保護者も質問されるか/服装)
  • 説明会が出願条件になっていないかを確認する

順番さえ間違えなければ、準備は1日で終わります。服装から調べ始めないこと。それだけ覚えておいてください。

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\ 選考方法は募集要項に、コース別に書かれています /

公式サイト https://nnn.ed.jp/

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この記事を書いた人

子どもを持つ母。わが子の進路を考える中で通信制高校を調べ始めました。学校の公式サイトと文部科学省のデータをひとつずつ確認しながら、同じように悩む親御さんが知りたいことを、分かりやすく正確にまとめていきます。

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