飛鳥未来高等学校に偏差値はある?入試で落ちることはあるのか公式情報で検証

飛鳥未来に偏差値はある?説明会参加が必須という落とし穴

「飛鳥未来高等学校 偏差値」。お子さんの進路候補に挙がって、まずこの言葉で検索した親御さんは多いと思います。入れる学校なのか、落ちることはあるのか。気になりますよね。

私も子を持つ親として、公式サイトと募集要項を一つずつ確認しました。先に結論を書きます。

飛鳥未来高等学校に偏差値はありません。学力試験もなく、選考は書類審査と面接だけです。ただし「定員」があり、出願には説明会・個別相談会への参加が必須。つまり「いつでも誰でも入れる」学校ではありません。

ここが一番のポイントです。学力の心配より、動き出す時期のほうが結果を左右します。説明会に参加していなければ、そもそも願書を出せないからです。夏から秋にかけて動いていないご家庭は、知らないうちに出遅れます。

この記事では、選考の中身・説明会の必須要件・落ちる可能性の正体・内申点と欠席日数の扱いまで、公式情報だけで整理します。口コミや出どころ不明の合格率は使いません。

なお、通信制高校は1校だけ見ても「基準」がつかめません。当サイトでは物差しとして、生徒数最大級のN高等学校の資料を先に手元に置くことをおすすめしています。

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目次

結論|偏差値も学力試験もない。ただし「定員」と「説明会参加」の壁がある

調べた結果を先にまとめます。

先に結論
  • 学力試験はない。公式の入学試験ページに示されている選考方法は「書類審査」と「面接試験」の2つだけ
  • したがって、合否を分ける「偏差値」という基準は存在しない(公式サイトに偏差値の記載もない)
  • ただし定員がある。公式は「定員に達した時点で、予定していた入試を行わない可能性がございます」と明記
  • そして出願には説明会・個別相談会への参加が必須。これは3校・全区分に共通する条件

順番に読むと、見えてくる構図があります。この学校で「入れない」が起きるとすれば、学力ではなく、定員と手続きのタイミングが理由だということです。

全日制高校の受験とは、心配すべき場所がまったく違います。模試の点数を上げることではなく、説明会に足を運び、キャンパスごとに違う日程を押さえること。親御さんが管理すべきなのはそちらです。

なお、この記事で「飛鳥未来」と言うときは、姉妹校である飛鳥未来きずな高等学校・飛鳥未来きぼう高等学校も含めて扱います。選考方法は3校とも同じで、違うのは日程や通学スタイルだからです。

出典:飛鳥未来高等学校 公式サイト「入学試験」(2026年8月確認)

選考の中身|書類審査と面接の2つだけ。作文はない

では、実際に何を見られるのか。公式の入学試験ページに書かれている内容を、そのまま整理します。

選考方法は3校とも共通

飛鳥未来高等学校・飛鳥未来きずな高等学校・飛鳥未来きぼう高等学校のいずれも、選考方法は書類審査+面接試験です。国語・数学・英語といった学力試験は課されません。

そして、多くの方が気にする作文はありません。「通信制は作文があるらしい」という話を聞いてお子さんが身構えている場合は、まずここを伝えてあげてください。

ただし、書くものがゼロというわけではないので、そこは次で説明します。

自己PR入試では「自己PRシート」が必須(設問2問・各150文字以上)

飛鳥未来の入試区分は、一般入試と自己PR入試の2つです(推薦入試という区分はありません)。このうち自己PR入試を選ぶ場合、「自己PRシート」の提出が必須になります。

設問は2問。それぞれ150文字以上で書く形式です。

  1. 自分の長所や、これまで頑張ってきたこと
  2. 高校生活で楽しみにしていること、頑張りたいこと

試験会場で書かされる作文ではなく、出願前に自宅で準備できる書類です。ここは大きな違いですよね。時間をかけて、お子さんが納得する言葉で書けます。

一方、一般入試では自己PRシートの代わりに「受験の動機」を提出します。こちらは学校指定の用紙で、説明会や個別相談会などで配布されるものです。ここでも説明会に行っていることが前提になっている点に注目してください。

面接が本人だけか保護者同伴かは、公式に書かれていない

親御さんからよく出る質問がこれです。正直にお答えします。面接が本人のみなのか、保護者同伴なのかは、公式サイト・募集要項のいずれにも明記されていません(2026年8月時点)。

ネット上には「保護者も一緒だった」といった書き込みもありますが、いつ・どのキャンパスの話か分からないため、この記事では採用しません。

確実なのは、説明会や個別相談会で直接聞くことです。どうせ参加が必須なのですから、その場で「面接は本人だけですか」「所要時間はどれくらいですか」と確認してしまいましょう。

あわせて言うと、面接の質問内容も公式には公開されていません。ネットで見かける「聞かれる質問リスト」は出どころが不明なものが多いので、鵜呑みにしないでください。自己PRシートに書いた内容を本人の言葉で話せる状態にしておく。準備としてはそれで十分です。

面接や作文が通信制高校全体でどう扱われるかは、通信制高校の入試の基本をまとめた記事で解説しています。

出典:飛鳥未来高等学校 公式サイト「入学試験」「入学の流れ」(2026年8月確認)

【最重要】出願には説明会・個別相談会への参加が必須

この記事で一番お伝えしたいのが、この章です。学力の話より、こちらのほうがはるかに重要です。

「参加した方が良い」ではなく「参加しないと出願できない」

飛鳥未来の公式サイトには、出願の前提として学校説明会または個別相談会への参加が必要だと示されています。しかも本人の参加が必須。3校すべて、そして新入学・転入学・編入学のどの区分でも共通です。

「行けたら行く」ではありません。参加していなければ願書を受け付けてもらえない、という意味の必須条件です。

お子さんが不登校で外出が難しいご家庭にとっては、ここが最初のハードルになるかもしれません。ただ、逆の見方もできます。学校側は、本人が一度は足を運び、雰囲気を見たうえで決めてほしいと考えているということです。入学後のミスマッチを防ぐ設計だと受け取れます。

体調に波があるお子さんの場合は、参加の形について事前にキャンパスへ相談してみてください。個別相談会という形式が用意されていること自体が、大人数の説明会が苦手な子への配慮でもあります。

スケジュールで考えると「夏〜秋に動いていないと間に合わない」

この必須要件を、カレンダーの上に置き直してみます。

新入学の出願受付は、キャンパスによりますが9月上旬から始まります。ということは、その前に説明会へ参加し終えていなければなりません。説明会は毎日開かれているわけではなく、日程が決まっています。予約も必要です。

つまり流れはこうなります。

  1. 夏〜初秋:資料請求して候補を絞る
  2. 説明会・個別相談会を予約して本人と参加(願書と「受験の動機」の用紙もここで受け取る)
  3. 中学校に調査書を依頼する(新入学は提出必須。依頼から発行まで時間がかかります)
  4. 出願・選考料の振込
  5. 面接試験 → 7日程度で合否が郵送

お気づきでしょうか。説明会と調査書の2つが、時間を必要とする工程です。ここを逆算していないご家庭が、「気づいたら第一次募集が終わっていた」となります。

第五次まで募集がある年度なら翌年2月まで枠は残り得ますが、定員が埋まれば締め切られます。「まだ先だから」と構えていると、選択肢が静かに減っていくのです。

だからこそ、この時期にやるべきことはシンプルです。候補校の資料をまとめて取り寄せ、説明会の日程を家族のカレンダーに書き込む。それだけで出遅れは防げます。

出典:飛鳥未来高等学校 公式サイト「入学の流れ」「通信制の流れ」(2026年8月確認)

落ちることはあるのか|「入れない」の正体は学力ではなく定員

検索キーワードとして多い「落ちる」。ここを公式情報だけで整理します。

不合格・合格率・倍率は公式に公表されていない

まず事実として、飛鳥未来の合格率・倍率・不合格者数といった数字は、公式に公表されていません。ネット上には具体的な数値を載せたサイトもありますが、公式の裏付けがないため、この記事では扱いません。

「必ず受かります」とも「落ちます」とも、公式情報からは断定できない。これが正確な答えです。

公式が明記しているのは「定員に達した時点で」という条件

ただし、公式が明確に書いていることがあります。

  • 新入学について:「定員に達した時点で、予定していた入試を行わない可能性がございます」
  • 転入学・編入学について:「定員に達した時点で、受け入れを行わない可能性がございます」

この2文が、「落ちる」不安への実質的な回答です。入れない可能性があるとすれば、それは学力が足りないからではなく、席が埋まったから。学校側もそう説明しているわけです。

受験勉強で対策できる話ではありません。対策になるのは「早く動くこと」だけです。ここでも結論は同じところに戻ってきます。

定員はキャンパスごとに公表されている

では、その定員はどれくらいなのか。飛鳥未来はキャンパスごとの定員を公表しています。募集要項で確認できる数字の一例を挙げます。

学校キャンパス例定員
飛鳥未来高等学校池袋600名
飛鳥未来高等学校横浜960名
飛鳥未来高等学校名古屋1,440名
飛鳥未来きずな高等学校立川1,200名
飛鳥未来きずな高等学校大宮1,280名
飛鳥未来きぼう高等学校上野1,200名
総定員は飛鳥未来11,150名/飛鳥未来きずな12,610名/飛鳥未来きぼう15,000名(募集要項より)

数字を見ると、1キャンパスあたりの枠は決して小さくありません。3校合計の総定員は約3万9千名規模です。ただし、各キャンパスの充足状況(残り枠)は公表されていません。定員の大きさから「余裕がある」と読み取るのは早計です。

枠の数字は「だから必ず入れます」という保証にはなりません。人気のキャンパス・人気の通学スタイルから埋まっていく可能性はありますし、年度によっても状況は変わります。合否の予測を第三者がすることはできません。

親御さんが持つべき感覚は、「学力で落とされる学校ではない。ただし席取りの要素はある」くらいがちょうどいいと思います。

内申点と欠席日数は使われるのか|不登校のお子さんの親御さんへ

ここは、慎重に、丁寧に書きます。中学で成績が付かなかった、欠席が多い。そういうお子さんの親御さんが、一番知りたい部分だと思うからです。

調査書は新入学で提出必須。成績も出欠も学校には渡る

まず事実から。新入学の出願書類に、中学校の調査書は含まれています。提出は必須です

そして調査書の様式には、次の欄があります。

  • 各教科の5段階評価
  • 出欠の記録
  • 人物の概況
  • 特記事項

つまり、成績も欠席日数も、情報としては学校に渡ります。「見られない」ということはありません。ここは正直にお伝えします。

ただし「内申◯以上」「欠席◯日以内」という基準は公式に一切ない

大事なのはここからです。飛鳥未来は、内申点の下限も、欠席日数の上限も、公式にはまったく示していません。「内申3以上」「欠席30日以内」といった出願条件は、どこを探しても見つかりませんでした。

そして、調査書の様式そのものが、私にはとても示唆的に見えました。注意書きに、こう書かれているのです。

  • 評価が記載できない場合は斜線を記入すること
  • 特記事項(修学上配慮するべき事項)は可能な限り詳細に記入すること

お気づきでしょうか。「成績が付かないケース」が、あらかじめ想定された作りになっているのです。長期欠席で評価が出せない生徒がいることを前提に、様式が設計されている。

さらに「配慮すべき事項を詳細に」という指示は、成績を選別の材料にするというより、入学後の支援材料として情報を集めている読み方のほうが自然です。ふるいにかけるための欄なら、「詳細に」とは書かないでしょう。

もちろん、これは様式から読み取れる範囲の話で、選考基準そのものが公開されているわけではありません。断定はできません。それでも、成績表に斜線が並ぶ状態でも出願の窓口は閉じていない、とは言えます。

不安な場合は、説明会で「うちの子は評価が付いていない教科がありますが、大丈夫でしょうか」と直接聞いてください。その場の答え方で、学校の姿勢もよく分かります。

転入・編入なら中学の調査書は不要

すでに高校に在籍している、または高校を中退したお子さんの場合は、話が変わります。転入学・編入学では中学校の調査書は不要で、前籍校の在籍証明書や単位修得証明書などの書類に置き換わります

中学時代の欠席を気にしていた親御さんは、この点で少し肩の力を抜けるはずです。ただし前籍校への書類依頼は時間がかかるので、早めの着手を。

出典:飛鳥未来高等学校 池袋キャンパス 2027年度募集要項(PDF)(2026年8月確認)

出願区分と日程|区分は2つ×単願/併願の4択、日程はキャンパス別

手続き面を表で整理します。ここは事務作業なので、淡々と押さえてしまいましょう。

入試区分は「一般入試」と「自己PR入試」の2つだけ

項目内容
入試区分一般入試/自己PR入試(推薦入試はなし)
出願形態単願/併願(区分と組み合わせて4パターン)
選考方法書類審査+面接試験(学力試験なし・作文なし)
提出書類の違い自己PR入試=自己PRシート/一般入試=受験の動機(学校指定用紙)
選考料10,000円(キャンパスごとに振込先が異なる・返金不可)
合否通知面接試験後、7日程度で郵送
転入・編入随時受付(定員に達した場合を除く)

注意したいのが選考料の振込先です。キャンパスごとに違います。しかも返金はされません。願書を出すキャンパスの募集要項を見ながら振り込んでください。

日程はキャンパスごとに違う(池袋キャンパスの例)

ここが見落とされやすいところです。入試日程は全校共通ではなく、キャンパスごとに設定されています

例として、飛鳥未来高等学校 池袋キャンパスの2027年度(新入学)を挙げます。

  • 第一次:出願 2026年9月1日〜10月21日必着 → 入試 10月24日・25日
  • 以降、第二次〜第五次と続き、第五次は2027年2月10日まで

あくまで池袋の例です。他のキャンパスでは日付も回数も変わります。必ず、通う予定のキャンパスの募集要項で確認してください。

もう1つ注意喚起を。飛鳥未来きずな高等学校のお茶の水キャンパスでは、自己PR入試が第三次まで、一般入試が第四次までと、区分によって回数が違います。「自己PR入試で出そう」と決めていたのに、その回はもう終わっていた、という事態が起こり得ます。

親御さんの実務としては、説明会でもらった募集要項の日程ページに付箋を貼っておくのが確実です。

3校で違うところ|選考は同じ、違うのは日程・スタイル・居住地

飛鳥未来・きずな・きぼうの3校は、名前が似ていて混乱しがちです。違いを整理しておきます。

同じもの:選考方法(書類審査+面接)、説明会参加の必須要件、入試区分の考え方、選考料10,000円。

違うもの:入試日程、入試の回数、選べる通学スタイル、そして居住地の要件です。

  • 居住地要件:たとえば飛鳥未来 池袋キャンパスは、入学日までに東京・千葉・埼玉・山梨・神奈川に居住していることが出願条件です。通信制でも、どこからでも出願できるとは限りません
  • 通学スタイルの違い:池袋キャンパスの募集要項にはネットスタイルの記載がなく、飛鳥未来きぼう 上野キャンパスはスタンダード/ベーシック/ネットの3つ、といった具合にキャンパスごとに選択肢が異なります
  • 転入・編入の制約:飛鳥未来きずな お茶の水キャンパスでは、3DAY・5DAYスタイルでの転入・編入ができない場合があります

まとめると、「飛鳥未来という学校を選ぶ」のではなく「どのキャンパスのどのスタイルを選ぶか」で条件が決まるということです。パンフレット全体ではなく、通う予定のキャンパスのページを読んでください。

出典:飛鳥未来高等学校 公式サイト「通学スタイル」(2026年8月確認)

美容師免許取得コースは条件が別|願書も説明会も追加で必要

飛鳥未来の特色として知られるのが、高校在学中に美容師免許取得を目指せるコースです。ここを目当てに検討しているご家庭も多いと思いますが、入試の条件が通常とは別建てなので、独立して説明します。

  • 高校の入学願書に加えて、「美容師免許取得コース入学願書」の提出が必須
  • 専用の説明会への参加が必要(通常の学校説明会とは別枠)
  • 4月入学者のみが対象。年度途中からは入れません
  • コース単独での受講は不可。高校本体との併願が前提
  • 定員があり、埋まり次第締め切り
  • 選べる通学スタイルにも限定あり
  • 学費は高校の学費とは別途必要

そしてもう1つ。このコースの詳細は別冊の募集要項にのみ掲載されており、Web上では公開されていません。ネットで調べても核心部分は出てこない、ということです。

検討しているなら、資料請求か問い合わせで別冊を取り寄せるところから始めてください。「4月入学のみ・定員あり・専用説明会あり」という3条件が重なるため、通常の入試より逆算のスタートを早める必要があります

飛鳥未来が向くお子さん|正直に書きます

当サイトは、良い面も条件面も正直に書く方針です。ここまで手続きの注意点を多く挙げましたが、飛鳥未来には明確な強みがあります。

向いている可能性が高いのは、こんなお子さんです。

  • 専門分野を高校在学中から学びたい子(美容師免許取得コースをはじめ、姉妹校である専門学校のノウハウを活かした学びが用意されています。ただし開講しているコースはキャンパスごとに異なるので、通う予定のキャンパスの案内で確認してください)
  • 通学の頻度を、体調や気持ちに合わせてスタイルで選びたい
  • 家から通えるキャンパスがあり、実際に通学する場所がほしい子。全国にキャンパスがあるのは大きな利点です
  • 学力試験が理由で高校進学を諦めかけている子。この学校に学力試験はありません

一方で、慎重に考えたいケースもあります。説明会参加が必須である以上、本人がどうしても外出できない段階にある場合は、まず相談から始める必要があります。また、居住地要件のあるキャンパスでは、そもそも出願できないこともあります。

学費や評判が気になる方は、飛鳥未来高等学校は「やばい」のかを検証した記事で費用面や噂の検証をまとめています。この記事では入試だけに絞ったので、お金の話はそちらをご覧ください。

他校と横並びで比べたい方は、通信制高校のおすすめ比較記事が入口になります。

他校の選考内容も見ておきたい方は、クラークおおぞらの入試もそれぞれまとめています。

当サイトが基準に置くN高|まず全体像を持ってから動く

ここまで読んでお分かりの通り、飛鳥未来を検討するなら出願前に説明会へ参加する必要があり、日程はキャンパスごとに違います。動き出す時期を逃すと、学力とは関係のないところで選択肢が狭まってしまう。

だからこそ、順番が大事です。個別の説明会に足を運ぶ前に、通信制高校とはどういう選択肢なのか、全体像を家庭内で共有しておくこと。全体像がないまま1校の説明会に行くと、比べる基準がないまま話を聞くことになります。

その物差しとして、当サイトが基準に置いているのがN高等学校です。理由は単純で、生徒数が最大級で情報公開が手厚く、募集要項で学費まで確認できるから。「通信制高校の標準的な形」を知るのに向いています。

誤解のないように書きますが、これは「飛鳥未来よりN高が良い」という話ではありません。専門コースを学びたいお子さんなら、飛鳥未来のほうが合っているでしょう。目的が違えば答えも変わります。

私がおすすめしたいのは、N高の資料を1部テーブルに置いたうえで、飛鳥未来の説明会に行くことです。学費の内訳、サポート体制、通学の自由度。比べる相手が1つあるだけで、説明会での質問の精度がまったく変わります。

N高がどんな学校なのかはN高とはどんな学校かをまとめた記事で解説しています。資料請求は無料で、入学の義務もありません。

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よくある質問

説明会に行かないと出願できませんか?

はい。公式サイトに、出願の前提として学校説明会または個別相談会への参加が必要であること、そして本人の参加が必須であることが明記されています。3校・全区分に共通です。

参加が難しい事情がある場合は、まずキャンパスに事情を伝えて相談してください。個別相談会という形式が用意されているので、大人数が苦手なお子さんでも入り口はあります。

不登校で欠席が多いのですが、大丈夫でしょうか?

新入学では調査書の提出が必須なので、出欠の記録は学校に渡ります。ただし、「欠席◯日以内」といった基準は公式に一切示されていません

調査書の様式には「評価が記載できない場合は斜線を記入」という注意書きや、修学上配慮すべき事項を詳細に書く特記事項欄があります。成績が付かないケースも想定された作りです。心配な点は、説明会で直接確認するのが確実です。

年齢制限はありますか?

公式のよくある質問で「ありません」と回答されています。中学卒業後すぐでなくても、社会人になってからでも出願できます。

出典:飛鳥未来高等学校 公式サイト「よくあるご質問」(2026年8月確認)

面接ではどんなことを聞かれますか?

質問内容は公式に公開されていません。ネット上の「質問リスト」は出どころが確認できないため、当サイトでは掲載しません。

準備として現実的なのは、自己PRシート(一般入試なら受験の動機)に書いた内容を、お子さんが自分の言葉で説明できる状態にしておくことです。書いたものと話す内容が地続きなら、それで十分です。

【今夜できる一歩】学力より、カレンダーを押さえる

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 偏差値はない。学力試験もない。選考は書類審査と面接の2つだけ(3校共通)
  • 作文はないが、自己PR入試では自己PRシート(設問2問・各150文字以上)が必須。一般入試は「受験の動機」
  • 出願には説明会・個別相談会への本人参加が必須。行っていないと願書を出せない
  • 合格率・倍率は非公表。公式が明記しているのは「定員に達した時点で受け入れを行わない可能性」=入れない理由は学力ではなく定員
  • 調査書は新入学で必須だが、内申・欠席の基準は公式に一切ない。様式は成績が付かないケースも想定した作り
  • 日程・回数・通学スタイル・居住地要件はキャンパスごとに違う。必ず該当キャンパスの募集要項で確認する

調べ始める前、私は「学力が足りないと落ちるのでは」という不安が中心にあると思っていました。公式情報を読み終えた今の感覚は違います。この学校で怖いのは、学力ではなくスケジュールを知らないまま秋を迎えることです。

逆に言えば、今日から手を打てます。【今夜できる一歩】は2つ。

  1. 通う可能性のあるキャンパスの説明会日程を調べて、家族のカレンダーに書き込む
  2. 比較の物差しとして、通信制高校の資料を1〜2校ぶん取り寄せておく

2つ目には、募集要項で学費まで確認できるN高等学校の資料が向いています。1部あるだけで、飛鳥未来の説明会で聞くべきことがはっきりします。

お子さんに合う場所を、噂ではなく公式の材料で選んであげてください。動き出すのは、早いほど選択肢が残ります。

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この記事を書いた人

子どもを持つ母。わが子の進路を考える中で通信制高校を調べ始めました。学校の公式サイトと文部科学省のデータをひとつずつ確認しながら、同じように悩む親御さんが知りたいことを、分かりやすく正確にまとめていきます。

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