通信制高校を探していると「ズバット通信制高校比較」という一括資料請求のサイトに行き当たります。そして多くの方が、次に「これは使って大丈夫なサービスなのか」を調べます。
この記事では、公式サイトで確認できる事実だけを並べます。個人の書き込みは引用も要約もしません。そのうえで、一括請求と学校への直接請求のどちらが向くかを整理します。
無料って書いてあるけど、あとから何か請求されないか心配で……。図書カードがもらえるという話も見たのですが、本当でしょうか。
運営会社も料金も公式に書いてあるので、そこは確認できます。図書カードのほうは、公式サイトを見ても見つかりませんでした。その話も含めて順番に見ていきますね。
- 運営は株式会社ウェブクルー。資料請求は無料で、掲載は約1,000キャンパス
- 図書カードのプレゼントは、公式サイトでは確認できませんでした(2026年9月時点)
- 向いているのはまだ学校を絞れていない段階。志望校が決まっているなら直接請求のほうが早い
- どちらの方法でも、学校から連絡が来ることがあります
\ 志望校が決まっているなら、学校に直接請求するのが最短です /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
30秒でわかる|わが家はどちらを使うべきか
| いまの状況 | 向いている方法 |
|---|---|
| 学校をまったく絞れていない | 一括請求 |
| 地域から探したい | 一括請求 |
| 候補が2〜3校に決まっている | 各校に直接請求 |
| N高など志望校が1つ決まっている | 直接請求(最短) |
どちらか一方しか選べないわけではありません。一括で全体を見てから、気になった学校に直接請求し直す、という使い方もできます。
ズバット通信制高校比較とは|公式サイトで確認できる事実
まず、事実を並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ウェブクルー(WebCrew Inc.) |
| 利用料金 | 無料(資料請求も無料) |
| 掲載規模 | 約1,000キャンパス |
| 仕組み | 気になる学校をリストに追加し、まとめて請求できる |
| 到着まで | 公式の案内では約1週間 |
出典:ズバット通信制高校比較 公式サイト(2026年9月確認)
ポイントは、ズバット自体は学校ではないということです。学校と親をつなぐ窓口で、資料そのものは各学校から届きます。
運営会社が公式に明示されているのは、判断材料として重要です。この種のサイトには運営者情報が曖昧なものもあります。会社名が出ていることは、最低限の安心材料になります。
1,000キャンパスもあると、どこから選んでいいか分からなくなりそうです。
だから「まず3校」なんです。全部見ようとすると必ず止まります。地域と学費で切れば、候補は現実的な数まで減りますよ。
図書カードはもらえるのか
検索候補に「ズバット 通信制高校 図書カード」という言葉が出てきます。調べた結果、この検索は「対象校種の取り違え」から生まれている可能性が高いと分かりました。順に説明します。
ズバットには、図書カードの案内が見当たらない
公式サイトを確認しましたが、図書カードのプレゼントに関する記載は見つかりませんでした。キャンペーン専用のページ(/campaign/)も開いてみましたが、ページ自体が存在しませんでした(2026年9月時点)。
図書カードのキャンペーンは「大学・専門学校」の資料請求サイトにある
では、なぜこの検索が生まれるのか。図書カードをプレゼントする資料請求キャンペーンは、実際に存在します。ただし対象が違います。
| サイト | 特典 | 対象の学校種別 |
|---|---|---|
| 日本の学校(js88) | 10校以上の請求で図書カード1,000円分 | 専門学校/大学・短大/その他の教育機関/通信・講座/留学機関/奨学会 |
| マナビジョン(ベネッセ) | 10校以上の請求で電子図書カード2,000円分 | 大学・短大・専門学校 |
出典:各サイトのキャンペーンページ(2026年9月確認)。js88は応募資格が高校生・応募期間2026年9月1日〜30日・同一住所から1回のみ。キャンペーンは時期で変わりますので、必ず現在の表示をご確認ください。
お気づきでしょうか。どちらのリストにも「高校」「通信制高校」が入っていません。js88は通信制高校の一括資料請求も行っていますが、図書カードの対象校種には含まれていません。
つまり「資料請求で図書カードがもらえる」という話は、多くの場合そのとおりです。ただし大学・専門学校を探している高校生向けの話です。通信制高校を探している中学生・高校生とその親は、同じ条件には当てはまりません。同じサイトの中に両方のサービスがあるため、混ざりやすくなっています。
「もらえないの?」とがっかりさせてしまうのですが、期待して10校請求してから気づくよりはいいと思って書きました。
付け加えると、特典の有無で進路を決めることにはなりません。図書カードは数百円から数千円ですが、学費は年単位で数十万円です。比べる対象が違います。
「無料」の仕組みが気になる方へ。この種のサービスは、学校側から掲載料や成果報酬を受け取ることで運営されています。だから利用者は無料で使えます。仕組みを知っておくと、掲載校の並び順の意味も分かります。
なお「図書カード」という検索候補は1年以内に出てきた新しいものです。大学・専門学校向けのキャンペーンが広まった時期と重なっている可能性があります。
口コミ・評判をどう読むか
「ズバット 通信制高校 口コミ」で検索すると、個人のレビューやまとめ記事が出てきます。当サイトでは、そうした書き込みを引用しません。書いた人がいつ・どの地域で・何校請求したのかが分からないからです。
代わりに、読むときの基準をお伝えします。
- 何校まとめて請求したのか。10校と2校では体験がまったく違います
- いつの話か。掲載校もキャンペーンも年度で変わります
- 不満の矛先がどこか。ズバットへの不満か、届いた学校への不満かは別の話です
3つ目が特に大事です。「連絡が多かった」という感想は、多くの場合ズバットではなく請求先の学校の営業スタイルの話です。窓口を責めても解決しません。
個人情報はどう扱われるのか
一括請求で一番の心配は、ここだと思います。入力した住所と連絡先が、選んだ学校に渡ります。これは仕組み上そうなります。
確認しておきたいのは次の3点です。
| 確認すること | ズバットの場合 |
|---|---|
| 運営会社が明示されているか | 明示あり(株式会社ウェブクルー) |
| プライバシーポリシーが公開されているか | 公式サイトに掲載 |
| 渡る先が自分で選べるか | 請求する学校を自分で選ぶ仕組み |
※2026年9月に公式サイトで確認。詳細な取り扱いは公式のプライバシーポリシーをご覧ください。
電話番号を入力したくない場合は、直接請求という手もあります。ただし多くの学校のフォームでは電話番号が必須です。連絡が来る前提で、出られる時間帯を決めておくほうが現実的だと思います。
わたしがN高に直接請求したときも、申し込んだ数分後に着信がありました。驚かないように、先に知っておいてもらえたらと思います。
一括請求のいいところ
仕組みから言える利点は2つです。
①入力が1回で済む
学校ごとにフォームを埋めるのは、それだけで気力を使います。住所や連絡先の入力が1回で済むのは、地味ですが大きい利点です。
②知らなかった学校が見つかる
約1,000キャンパスが載っているので、地元にある通信制高校を知らなかったというケースは珍しくありません。とくに「まだ何も決まっていない」段階では、全体像をつかむのに向いています。
比較の軸を先に決めてから請求すると、届いた資料を読み比べやすくなります。軸の作り方は通信制高校の比較は5つの軸だけでいいにまとめました。
「知らない学校が候補に入る」のは、意外と大きい利点です。親が知っている学校は、たいてい広告を多く出している学校です。それが自分の子に合うとは限りません。
正直に気になるところ
利点だけ書くとフェアではないので、仕組み上どうしても起きることも書きます。
請求した数だけ、連絡先が渡る
まとめて請求するということは、選んだ学校すべてに連絡先が渡るということです。
これはズバットに限った話ではありません。当サイトがN高に直接資料請求したときも、申し込みから数分後に電話がありました(出られず、当日1回・翌日3回の着信のあと3日目に応答)。記録はN高の資料請求で何が届くかに写真つきで公開しています。
連絡が負担なら、請求する学校を絞ってください。10校まとめて請求すれば、単純に10校から連絡が来る可能性があります。最初は3校程度から始めるのが現実的です。
学校を絞る作業は、結局あとから必要になる
一括請求は「集める」ところまでを楽にしてくれますが、選ぶ作業を代わりにやってくれるわけではありません。届いた資料の山を前に手が止まる、ということは起こりえます。
- 請求した校数ぶん連絡先が渡る
- 選ぶ作業は代わりにやってくれない
- 最初は3校程度に絞るのが現実的
請求する前に決めておく3つのこと
一括請求で一番よくあるつまずきは、届いた資料の山を前に手が止まることです。これは先に3つ決めておくだけで防げます。
①通える範囲
週1でも通う可能性があるなら、片道の所要時間の上限を先に決めてください。「1時間まで」と決めておくと、候補が一気に絞れます。完全にネットだけで完結させる前提なら、この項目は不要です。
②学費の上限
年いくらまでなら出せるのか。就学支援金を差し引いたあとの実負担で考えるのがコツです。制度の全体像は通信制高校の学費にまとめました。
③譲れない条件を1つだけ
進学実績なのか、サポートの手厚さなのか、特定のコースなのか。1つだけ決めておくと、資料を読む速度が変わります。3つも4つも挙げると、結局どれも満たさなくなります。
- 通える範囲(片道の所要時間の上限)
- 学費の上限(支援金を引いたあとの実負担)
- 譲れない条件を1つだけ
この3つが決まっていれば、10校届いても2〜3校に絞れます。逆に決めずに請求すると、資料が増えるほど迷いが増えます。
③特典より、届く中身を見る
図書カードの話に戻ります。特典は年度やキャンペーンで変わりますが、届く資料の中身は変わりません。
募集要項に載っている登校日数や学費は、入学後3年間ずっと効いてくる情報です。数百円の特典と比べる対象ではありません。
資料が届いたあと、どこを見るか
パンフレットは各校とも見栄えよく作られています。だからこそ見る場所を決めておく必要があります。
| 見る項目 | どこに載っているか | 注意 |
|---|---|---|
| 年間の登校日数 | 募集要項 | パンフレットには載っていないことがある |
| 学費の総額 | 募集要項 | 「月々〇円」表記は総額に直す |
| 就学支援金の扱い | 募集要項 | 対象外の費目がある学校も |
| サポートの頻度 | 学校案内 | 「充実」とだけ書いてある学校は要確認 |
| 進路実績 | 学校案内 | 延べ数か実人数かを確認する |
※募集要項と学校案内は別の冊子です。両方そろっているか確認してください。
「月々1万円から」のような表記には気をつけてください。入学金や施設費が別建てになっていることがあります。必ず3年間の総額に直して比べます。
パンフレットを見比べても、どこが違うのか分からなくて。
見る場所が多すぎるんだと思います。まずは登校日数と総額の2つだけ、横に並べて書き出してみてください。それだけでかなり違いが見えます。
一括請求と直接請求、どちらを選ぶか
| 一括請求 | 直接請求 | |
|---|---|---|
| 入力の手間 | 1回 | 学校ごと |
| 知らない学校との出会い | ある | ない |
| 届くまでの日数 | 公式案内は約1週間 | 学校による |
| 連絡の数 | 請求した校数ぶん | 1校ぶん |
| 志望校が決まっている場合 | 遠回り | 最短 |
判断はシンプルです。まだ何も決まっていないなら一括、1校でも本命があるなら直接。
当サイトはN高を基準に置いていますが、それは「N高が一番」という意味ではありません。学費も登校日数も公式に確認しやすいので、他校を測る物差しに使いやすいからです。
\ 比べる物差しを1つ持っておくと、他校の資料も読みやすくなります /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
- 年間の登校日数(募集要項)
- 3年間の総額(月々表記は必ず総額に直す)
- この2つを横に並べて書き出すだけで違いが見える
募集要項と学校案内は別の冊子です。学費や登校日数は募集要項のほう。パンフレットだけ見て判断すると、肝心の数字を見落とします。
一括請求サービスは他にもあります
通信制高校の一括資料請求サービスは、ズバットだけではありません。どれを使っても、届くのは各学校が作った同じ資料です。
つまりサービス選びで悩む意味はあまりありません。見るべきは「自分の地域の学校が載っているか」だけです。
当サイトは特定の一括請求サービスをすすめていません。アフィリエイトの提携もしていないので、ズバットを使っても使わなくても当サイトの収益は変わりません。この記事は事実の確認だけを目的にしています。
学校そのものの比較なら、当サイトでも主要8校のデータを表にまとめています。→ 通信制高校おすすめ主要8校の比較表
- 本命が1校でもある → 直接請求が最短
- 何も決まっていない → 一括でまず3校
- 特典の有無で決めない(学費とは桁が違う)
一括で全体を見てから、気になった学校に直接請求し直す。この二段構えが、いちばん失敗が少ない進め方だと思います。
よくある質問
ズバット通信制高校比較は無料ですか?
公式サイトに無料と明記されています。資料請求も無料です(2026年9月確認)。
運営会社はどこですか?
株式会社ウェブクルー(WebCrew Inc.)です。公式サイトに記載があります。
図書カードはもらえますか?
ズバットの公式サイトには記載が見つかりませんでした(キャンペーンページも存在しません/2026年9月確認)。なお図書カードのキャンペーン自体は実在しますが、日本の学校(js88)やマナビジョンなど大学・専門学校の資料請求が対象で、対象校種に通信制高校は含まれていません。
何校まで請求できますか?
公式には上限の記載を確認できませんでした。ただし請求した学校の数だけ連絡先が渡るので、最初は3校程度に絞るほうが負担が少なくて済みます。
資料はどのくらいで届きますか?
公式の案内では約1週間です。なお当サイトがN高に直接請求したときは、申し込みから数日で発送されました。
しつこい勧誘は来ますか?
ズバット自体の勧誘については、公式に確認できる情報がないため断定できません。ただし資料請求をすると各学校から連絡が来ることはあります。当サイトがN高に直接請求したときも電話がありました。連絡が負担なら請求する校数を絞ってください。
N高も掲載されていますか?
掲載状況は時期によって変わるため、公式サイトでご確認ください。N高の資料は公式サイトから直接無料で請求できるので、N高だけが目的なら直接のほうが早いです。
個人情報を入力するのが不安です。
運営会社が明示されているか、プライバシーポリシーが公開されているかを確認してください。ズバットは運営会社が公式に記載されています。それでも不安な場合は、学校の公式サイトから直接請求する方法もあります。
- 運営は株式会社ウェブクルー、利用は無料、約1,000キャンパス掲載
- 図書カードは公式サイトで確認できなかった(2026年9月時点)
- 一括でも直接でも学校から連絡が来ることがある
- 本命があるなら直接請求が最短
| よくある勘違い | 実際 |
|---|---|
| ズバットが学校を選んでくれる | 選ぶのは自分。窓口をまとめるサービス |
| ズバットから資料が届く | 資料は各学校から届く |
| 使うとお金がかかる | 無料(公式に明記) |
| 特典がもらえる | 公式サイトでは確認できなかった |
※2026年9月に公式サイトで確認した内容です。
サービスの正体は「入力を1回にまとめる窓口」です。それ以上でも以下でもありません。過度に期待も警戒もしなくて大丈夫です。
今夜できる一歩
- 本命が1校でもあるかどうかを決める
- あるなら、その学校に直接請求する
- ないなら、一括請求でまず3校だけ選ぶ
どちらを選んでも、資料が手元にあるかどうかで、話の進み方がまったく変わります。特典の有無より、そちらのほうがずっと大事です。
\ 資料請求は無料。入学の義務はありません /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
