「通信制高校って、学費はいくらかかるの?」。お子さんの進路に通信制が入ってきたとき、真っ先に気になるのがお金のことではないでしょうか。
調べ始めると、学校ごとに書き方がバラバラで比べにくい。「安い」と聞くのに、サイトによって金額が全然違う。私も子どもを持つ親として、文部科学省の資料と各校の募集要項を一つずつ確認しました。
先に結論を言います。公立なら授業料は年1万円未満の水準。私立も就学支援金で大きく下がり、2026年度からは所得制限がなくなって全世帯が支援の対象になりました。
この記事では、学費の内訳・公立と私立の実額・2026年からの新しい支援制度を、公的資料と各校公式の数字だけで整理します。読み終える頃には、パンフレットの学費欄を自分で読み解けるようになるはずです。
なお、具体的な学校名で検討を始めるなら、生徒数が国内最大級のN高等学校の資料をまず1部取り寄せておくのがおすすめです。募集要項に学費の実額が明記されているので、この記事の数字と見比べる基準になります。
先に結論|公立は実質無償の水準、私立は支援金で大きく下がる
まず全体像です。通信制高校の学費は「公立か私立か」で桁が変わります。2026年8月時点の目安を表にまとめました。
| 公立通信制 | 私立通信制 | |
|---|---|---|
| 授業料の水準 | 1単位336円(年1万円未満の水準) | 学校による(数十万円台が中心) |
| 就学支援金 | 1単位336円まで支給=実質無償 | 1単位13,668円・年上限337,200円まで支給 |
| 公式実額の例 | 授業料は月520円水準+諸経費 | N高ネットコース3年間199,000円(支援金適用前)など |
| 学び方の傾向 | 自学自習が中心 | サポートやコースが手厚い学校が多い |
公立は、授業料だけ見ればもともと年1万円に届かない水準です。そこに就学支援金が同額まで出るので、授業料は実質無償になります。
私立は学校ごとに金額が大きく違います。ただし支援金の上限が年337,200円まであるので、コースによっては自己負担が年数万円まで下がる学校もあります。
そして2026年度から、この就学支援金の前提が大きく変わりました。次で説明します。
ちなみに通信制高校は全国に330校超(公立82校・残りは私立)あり、30万人以上が学んでいます。高校生のおよそ10人に1人が通信制という規模です。もはや特別な進路ではありません。出典:文部科学省「令和7年度学校基本調査」(2026年8月確認)
【最重要ニュース】2026年度から就学支援金の所得制限がなくなりました

学費を調べるうえで、まず知っておきたいのがこのニュースです。
2026年3月31日に改正法が成立し、4月1日から高等学校等就学支援金の所得制限が撤廃されました。これまで「世帯年収910万円程度以上は対象外」だった線引きがなくなり、全世帯が支援の対象です。
「うちは共働きで年収が高めだから、どうせもらえない」。そう思って調べるのをやめていた親御さんも多いはずです。それが2026年度からは過去の話になりました。
通信制高校を検討中の家庭にとって、これは実質的な値下げと同じ意味を持ちます。数年前のブログ記事や口コミの「年収制限があるから注意」という情報は、もう古いと考えてください。
影響が特に大きいのは私立を検討している家庭です。私立通信制の支援金は年間で最大337,200円。これまで所得制限で受け取れなかった世帯にとっては、学費の見積もりが数十万円単位で変わる話になります。
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金の所得制限撤廃(2026年3月31日)」(2026年8月確認)
学費の内訳を知る|支援金の対象は「授業料だけ」に注意

金額の前に、学費が何でできているかを押さえましょう。ここを知らないと、パンフレットの数字を読み違えます。
通信制高校の学費は、おおむね次の5つで構成されます。
- 授業料:1単位あたりの単価×履修する単位数で決まる
- 入学金:入学時に1回だけ払う
- 施設費・設備費:校舎やシステムの維持費。年額で払う学校が多い
- 教材費:教科書やタブレット教材など
- スクーリング費:対面授業に参加するための費用。宿泊型なら交通費・宿泊費も
全日制と違うのは、授業料が「1単位いくら」の単位制で決まる点です。卒業には74単位以上の修得が必要なので、年に25単位前後を履修するのが一般的なペースになります。
「単位」という言葉になじみがないかもしれません。ざっくり言うと、科目ごとの学習量のまとまりのことです。国語や数学などの科目にそれぞれ単位数が割り当てられていて、レポート提出・スクーリング(対面授業)・テストをクリアすると修得できます。
計算式はシンプルです。授業料=1単位の単価×その年に履修する単位数。たとえば1単位12,000円の学校で年25単位なら、授業料は年30万円という計算になります。
この「1単位いくら」がパンフレットで一番大事な数字です。学校比較のときは、まずここに目を向けてください。
そして、ここが一番大事な注意点です。
就学支援金の対象は「授業料」だけです。入学金・施設費・教材費・スクーリング費には支援金が出ません。
もうひとつ、学費表に載らない出費があります。ネット中心の通信制では、学習にパソコンやタブレットを使うため、家庭で用意する端末代がかかる場合があります。N高の場合にどんな端末が必要で、いくら見ておけばいいかはN高で必要なパソコンと費用の記事にまとめました。年間予算を組むときは、この分も足しておくと安全です。
「授業料実質0円」とうたう学校でも、諸経費で年数万〜十数万円かかることがあります。パンフレットを見るときは、授業料以外の項目まで足した「年間の総額」で考えるのが親の鉄則です。
そもそも通信制高校の仕組み自体から知りたい場合は、通信制高校とは何かをまとめた記事を先に読むと、この後の話がすっと入ってきます。
公立通信制の学費|授業料は実質無償、ただし自学自習が中心
まず公立から見ていきます。結論、お金の面では最安です。
文部科学省の資料によると、公立通信制の就学支援金の支給額は月額520円、単位制の場合は1単位あたり336円です。これは公立通信制の標準的な授業料と同じ水準に設定されています。
つまり、授業料は支援金でまかなわれて実質無償。年25単位を履修しても、授業料は336円×25単位=8,400円で、それが支援されるという計算です。
残るのは入学金・教材費・スクーリングの交通費などの諸経費だけ。金額は学校ごとに違うので、お住まいの都道府県の学校の募集要項で確認してください。
諸経費を足しても、年間の負担は数千円〜数万円程度に収まるのが公立の強みです。「高校進学にお金をかけられない」という家庭の事情があっても、公立通信制なら高卒資格への道が閉ざされることはありません。
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関する資料」p.25(2026年8月確認)
ここまで読むと「じゃあ公立一択では?」と思いますよね。ただ、安さにはトレードオフがあります。
公立通信制は、レポート作成も学習ペースの管理も自学自習が中心です。先生が毎日進み具合を見てくれる体制ではありません。勉強の習慣が途切れているお子さんの場合、卒業まで走り切るには本人の自己管理力がかなり要ります。
「安いから公立、手厚いから私立」と単純に割り切らず、お子さんが3年間続けられる環境かどうかで見るのが失敗しない順番です。学校選びの軸は通信制高校の選び方の記事で詳しく解説しています。
私立通信制の学費|支援金は年337,200円まで。公式の実額で見る
次に私立です。私立通信制の就学支援金は、1単位あたり13,668円・年間上限337,200円まで支給されます(月額換算では28,100円)。
年25単位を履修するなら、13,668円×25単位=341,700円のうち上限の337,200円まで支援される計算です。授業料が1単位13,668円以下のコースなら、授業料の自己負担はほぼゼロに近づきます。
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関する資料」p.25/同リーフレット(2026年8月確認)
では、実際の学校はいくらなのか。各校が公式サイトで開示している実額を並べます。
| 学校・コース | 公式サイトの金額 | 表記の条件 |
|---|---|---|
| N高等学校(ネットコース) | 3年間で199,000円 | 支援金適用前・2027年度募集要項 |
| NHK学園高等学校(ベーシック) | 年間合計136,200円 | 支援金適用後 |
| クラーク記念国際(単位修得コース) | 年間30,000円 | 支援金適用後 |
| ヒューマンキャンパス(一般通信) | 年間380,000円→自己負担92,000円 | 適用前→適用後 |
| 飛鳥未来(ネット/ベーシック) | 485,000円→225,000円 | 適用前→適用後 |
出典(いずれも2026年8月に各校公式サイトで確認):N高等学校/NHK学園高等学校/クラーク記念国際高等学校/ヒューマンキャンパス高等学校/飛鳥未来高等学校
表の数字を少し補足します。N高のネットコースは3年間の総額で199,000円。ここからさらに就学支援金が引かれるので、実際の自己負担はもっと下がります。私立の中では最安水準です。
NHK学園のベーシックコースは、支援金を引いた後の年間合計で136,200円。クラークの単位修得コースは適用後で年30,000円と、こちらも負担は小さめです。
ヒューマンキャンパスの一般通信コースは年380,000円のところ、支援金で自己負担92,000円まで下がります。飛鳥未来のネット・ベーシックは485,000円が225,000円に。同じ「私立通信制」でも、適用後の負担は年3万円から20万円超まで幅があることが分かります。
そして、この表で気づいてほしいのは、金額そのものより「表記の条件」の列です。
N高は支援金を引く前の総額を出しています。NHK学園やクラークは引いた後の金額です。同じ表に並べても、そのままでは比べられません。
各校の開示形式がバラバラなことこそ、通信制の学費比較が難しい最大の理由です。パンフレットの数字を見たら「これは支援金を引く前?後?」と必ず確認する。これだけで読み違いの大半は防げます。
なお、表で最安水準に見えるN高の学費は、コースや通学日数で大きく変わります。内訳はN高の学費を1記事で解説したページにまとめました。
学費を左右する3つの要素|同じ学校でも金額は倍以上変わる
「私立は安いのか高いのか、結局どっち?」と混乱しますよね。答えは、同じ学校の中でも選び方で金額が大きく変わる、です。差を生む要素は3つあります。
1. 通学日数|週5型に近づくほど高くなる
多くの私立通信制には、自宅学習中心のネット型コースと、週1〜5日キャンパスに通う通学型コースがあります。
通学日数が増えるほど、施設費や指導の人件費が乗るので学費は上がります。同じ学校でも、ネット型と週5型では年間の総額が数十万円単位で違うのが普通です。
「毎日通える場所がほしい」のか「自分のペースで進めたい」のか。お子さんに合う通学頻度を先に決めると、比べる金額も自然と絞れます。
迷ったら、通学日数の少ないコースで入学して、あとから増やせるかを確認しておく方法もあります。多くの学校でコース変更の制度があるので、最初から一番高いコースを選ぶ必要はありません。
2. サポート校を併用するか|学費が二重になる
見落としやすいのがここです。サポート校とは、通信制高校の勉強を支える民間の教育機関のこと。併用する場合、高校の学費とサポート校の学費を両方払う二重構造になります。
たとえばサポート校大手のおおぞらの場合、提携する通信制高校側が1単位15,000円、学院(サポート校)側が年396,000円〜という構成です。出典:おおぞら公式サイト「募集要項」(2026年8月確認)
この場合、年25単位の履修なら高校側だけで375,000円。そこに学院側の396,000円〜が加わるので、支援金を考慮しても年間の総額は大きくなります。
誤解しないでほしいのですが、サポート校が悪いわけではありません。毎日通える居場所や手厚い進路指導など、お金に代えがたい価値を感じる家庭も多くあります。問題は「二重払いになると知らずに契約する」ことです。
しかも後で説明するとおり、サポート校の費用に就学支援金は出ません。通信制高校とサポート校の関係は両者の違いを解説した記事で整理しているので、併用を検討中の方は先に読んでみてください。
3. オプション授業|大学受験対策や専門コースは別料金
3つ目はオプションです。大学受験対策、プログラミング、美容やイラストなどの専門コースは、基本の学費とは別料金の学校がほとんどです。
「基本コースは安いのに、入ってからオプションを足したら想定の倍になった」は起こりがちな失敗です。入学前に「うちの子がやりたいことは基本料金の範囲か」を募集要項で確かめておきましょう。
オプション自体は前向きな投資でもあります。好きな分野を深められることが通信制を選ぶ理由になっているお子さんも多いからです。大事なのは、基本の学費と分けて「いくらまで出せるか」を家庭で先に決めておくことです。
「学費が安い通信制」を探すときの注意点3つ
「通信制高校 学費 安い」で検索すると、たくさんの紹介サイトが出てきます。そこで数字を読み違えないための注意点です。
「一式◯万円」型の相場情報を鵜呑みにしない
紹介サイトには「私立の相場は年◯万円」といったざっくりした金額がよく載っています。ただ、ここまで見てきたとおり、実額は年3万円のコースから数十万円のコースまで幅があります。
ひとつの平均額でくくれるものではありません。相場の数字は参考程度にとどめ、判断は各校の実額で行いましょう。
もうひとつ気をつけたいのが、情報の鮮度です。2026年度の所得制限撤廃のように、制度は年単位で変わります。何年も前に書かれた紹介記事の金額や支援条件は、現在と食い違っている可能性があります。ページのどこかに「◯年◯月時点」の表記があるか確かめる習慣をつけてください。
支援金「適用前」か「適用後」かを必ず確認する
先ほどの実額表のとおり、学校によって適用前の総額を出す学校と、適用後の自己負担額を出す学校があります。
適用後の金額どうしを比べているつもりで、片方だけ適用前だった。これが一番多い読み違いです。金額の近くに「就学支援金適用後」などの注記があるか、毎回チェックしてください。
最後は募集要項の実額で比べる
結局のところ、信頼できるのは各校の募集要項に書かれた実額だけです。候補を2〜3校に絞ったら、それぞれの募集要項を取り寄せて同じ条件(学年・履修単位数・通学日数)で並べて比べましょう。
比べるときのコツは、紙に4つの欄を作ることです。「授業料(1単位単価×単位数)」「入学金」「施設費・教材費」「スクーリング費」。この4欄を学校ごとに埋めていくと、パンフレットの見せ方に惑わされず、同じ土俵で総額を比べられます。
学費以外の軸も含めた学校ごとの比較は、主要な通信制高校の比較記事とおすすめ校の比較記事にまとめています。
学費以外の軸も含めた比較は、すぐ上の2記事にまとめています。安さだけで選ばないでほしいので、サポートの厚さが必要なご家庭は、多少高くてもその学校を候補に残してください。
正直に書くと、4つの欄をすべて公式サイトで埋められる学校は多くありません。当サイトが基準にN高等学校を置いているのは、ネットコースの学費を募集要項で確認できるからです。実物の金額が1校ぶん手元にあると、他校のパンフレットの書き方の違いにも気づけるようになります。
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「安いのはどこか」で探している方へ。いちばん安いのは公立ですが、82校のうち80校が「県内+隣接1県まで」に限られるため、全国ランキングはほとんど選べない学校で埋まります。実際に比べるべき3校の絞り方は通信制高校で学費が安いのは?にまとめました。
支援制度のまとめ|就学支援金の仕組みと限度を正しく知る
最後に、就学支援金のルールを親向けに整理します。「もらえると思っていたのにもらえなかった」を防ぐための知識です。
- 支給されるのは授業料のみ:入学金・施設費・教材費・スクーリング費は対象外
- 通算74単位まで:卒業に必要な単位数と同じ。落とした単位の再履修分には出ない場合がある
- 年間30単位まで:1年に大量の単位を取っても、支援は30単位分が上限
- 支給期間は通信制で48月(4年)まで:在籍が長引くと支援が切れる
- サポート校の費用は対象外:支援されるのは「高校」の授業料だけ
出典:文部科学省「高等学校等就学支援金制度に関する資料」p.25(2026年8月確認)
ポイントは「74単位・年30単位・48月」の3つの上限です。標準の3年ペースで卒業する分には問題になりませんが、単位を落として履修し直したり、在籍が4年を超えたりすると支援の外に出る部分が生まれます。
逆に言えば、上限の範囲で計画的に履修すれば、支援を取りこぼす心配はほとんどありません。入学後の履修計画は学校の先生と相談しながら決められるので、親が細かく管理する必要はなく、この3つの数字だけ頭に入れておけば十分です。
このほか、自治体によっては独自の授業料補助や奨学金を設けている場合があります。制度の有無や条件は地域ごとに違うので、お住まいの都道府県・市区町村の窓口やサイトで確認してください。
ひとり親のご家庭は、使える制度がもう1階分あります。就学支援金・奨学給付金・貸付・生活保護の4つをつなげて考える方法を母子家庭・ひとり親が通信制高校に通わせるお金にまとめました。
よくある質問|学費について親からよく出る3つの疑問
通信制高校の学費の平均はいくらですか?
「平均◯万円」と言える公的な統計は存在しません。各校の開示形式(適用前か後か、年額か3年総額か)がバラバラで、平均を出せる状態にないためです。
目安がほしいときは、平均ではなく単価で考えましょう。公立は1単位336円、私立は支援金が1単位13,668円まで出る。この2つの数字を軸に、各校の実額を見るのが確実です。
ネット上の「平均◯万円」という記事は、どの学校を集計したかで数字がいくらでも変わります。根拠の書かれていない平均額は、比較の材料にしないほうが安全です。
通信制は全日制より高いのですか?
公立どうしで比べるなら、通信制のほうが安い水準です。公立通信制の授業料単価は1単位336円で、それも就学支援金の対象。制服や部活動などの付帯費用も全日制より少なめだからです。
私立は学校差が大きく、一概に言えません。ネット中心のコースなら私立全日制より安い例が多く、週5通学型やサポート校併用なら同等以上になる場合もあります。
「通信制は高い」というイメージは、サポート校込みの総額や週5通学型の金額だけを見た場合に生まれがちです。コースを選べば負担を抑えられる、と覚えておいてください。
N高の学費は結局いくらですか?
ネットコースは3年間で199,000円(支援金適用前・2027年度募集要項)です。ここから就学支援金が引かれるので、自己負担はさらに下がります。
通学コースを選ぶと金額は大きく変わります。コース別の内訳と支援金適用後のシミュレーションは、N高の学費の解説記事をご覧ください。
まとめ|学費の不安は「実額の資料」を手に入れた時点で半分消える
この記事の要点です。
- 公立通信制の授業料は1単位336円の水準で、就学支援金により実質無償
- 私立は支援金が1単位13,668円・年上限337,200円まで出る。2026年度から所得制限は撤廃
- 支援金の対象は授業料のみ。入学金・施設費・スクーリング費・サポート校費用は対象外
- 各校の開示形式はバラバラ。「支援金適用前か後か」を確認し、募集要項の実額で比べる
- 「平均◯万円」の公的統計はない。単価と実額で考えるのが正解
学費の不安は、金額が分からないうちが一番大きいものです。募集要項の実額を手に入れて「うちの場合はいくら」と計算できた時点で、不安の半分は具体的な検討に変わります。
私も最初は「通信制はお金がかかりそう」という漠然としたイメージだけで身構えていました。調べてみると、公立は実質無償、私立も支援金でここまで下がる。数字を知る前と後では、進路の選択肢の見え方がまるで違いました。
お金の心配で選択肢を狭める必要はない時代になっています。あとは、お子さんに合う学び方の学校をどう見つけるか。そちらに検討の時間を使ってあげてください。
最初の一歩は、候補校の募集要項を無料で取り寄せることです。資料請求に入学の義務はありません。実額の載った資料を手元に置いて、この記事の数字と見比べるところから始めてみてください。
