「N高に入るなら、パソコンを買わないといけないの?」。学費とは別にかかるお金だけに、入学前にはっきりさせておきたいところですよね。
学費だけでも頭が痛いのに、そのうえパソコン代までかかるんですか…? MacBook指定って聞いて、正直ひるんでいます。
その不安、まっとうです。ただ結論から言うと、N高は「全員がMacBookを買う学校」ではありません。必要かどうかはコースで決まります。
MacBook指定という話を聞いて、身構えている親御さんも多いはずです。私も子どもを持つ親として、公式サイトの機材情報を一つずつ調べました。
先に結論を言います。
- パソコンが必要かどうかは、コースで決まります
- ネットコースの必修学習はスマホでも可能
- 週5・週3・週1+の通学系コースはMacBookが必要
- 推奨はMacBook Air。公式案内の価格表記は164,800円〜(2025年7月現在の表記)
- Appleの学生・教職員ストアは、高校生本人は原則として対象外
つまり「全員がMacBookを買う学校」ではありません。この記事では、コース別に必要な機材の範囲・MacBook指定の中身・学割の可否・入学後に無料で使えるソフトまで、公式情報だけを根拠にまとめます。
読み終える頃には、「うちの子の場合、いくら準備すればいいか」の見当がつくはずです。なお機材の詳しい案内は公式の資料にも載っているので、検討中なら先に取り寄せておくと照らし合わせながら読めます。
\ 入学時にかかるお金は「学費」と「機材代」の2本立てです /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
30秒早見表|N高のパソコン、うちの子には必要?いくら?いつまで?
細かい話に入る前に、多くの親御さんが最初に知りたい3つだけ先に出します。「必要か」「いくらか」「いつまでか」の3点です。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| パソコンは必要? | ネットコースの必修学習はスマホ/タブレット/PCのいずれかでOK。週5・週3・週1+の通学系はMacBookが必要 |
| いくらかかる? | 推奨のMacBook Airは公式案内で164,800円〜(2025年7月現在の表記) |
| 学割は使える? | 学園経由の斡旋・特別価格はなし。Appleの学生・教職員ストアも高校生本人は原則対象外 |
| いつまでに用意する? | リアル通学は初日登校日まで/オンライン通学は初回授業日まで |
| VR機器は買う? | 普通科は学園から貸与。購入は不要 |
出典:N高等学校公式サイト「よくある質問」/同「学習ツール」/同「通学コースの必要物品」/Apple「学生・教職員向けストア利用規約」(2026年8月確認)
この表で一番大事なのは1行目です。コースが決まらないと、必要な機材も決まりません。まずコースを固めるのが順番として先になります。
コース選びがまだなら、機材の話より先にN高のコースの選び方の記事とN高の全コース比較の記事を見ておくと、この先の話が一気に自分ごとになります。
先に結論|N高でパソコンが必要かどうかはコースで決まる
N高のパソコン事情は、コースを軸に見ると一気に整理できます。
公式FAQによると、ネットコースの必修学習は「動画を再生できる端末」があれば進められます。スマホでもタブレットでもパソコンでも構いません。
一方、キャンパスに通う週5コース・週3コース・週1+コースでは、推奨環境を満たすパソコン(MacBook)が必要です。授業でパソコンを使う前提だからです。
ここを取り違えると、準備するお金が10万円以上変わります。「N高=MacBook必須」と思い込んで検討をやめてしまうのも、逆に「スマホでいいや」と通学系コースに申し込んでから慌てるのも、どちらももったいない話です。
じゃあ、まず何から決めればいいんでしょう?
お子さんがどのコースに進むのかです。機材はその後についてくる話なので、順番を逆にすると迷子になります。
まずはお子さんがどのコースに進むのかを固めるのが先です。コース選びがまだなら、N高のコースの選び方の記事から読むのをおすすめします。学校そのものの全体像から知りたい方はN高とはどんな学校かをまとめた記事もどうぞ。
出典:N高等学校公式サイト「よくある質問」(2026年8月確認)
N高のコース別に見る「パソコンが必要な範囲」一覧表

公式サイトの情報を、コース別の一覧にまとめました。
| コース | 必要な機材 | 補足 |
|---|---|---|
| ネットコース(必修学習) | スマホ/タブレット/PCのいずれか | 動画を再生できる端末でOK |
| ネットコース(一部の課外授業) | パソコン | プログラミングなどはPC前提 |
| 週5・週3・週1+コース | 推奨環境のパソコン(MacBook) | 授業で使用。入学までに用意 |
| 普通科のVR学習 | スマホ or タブレット+VR機器 | VR機器は学園から貸与 |
出典:N高等学校公式サイト「よくある質問」/同「学習ツール」(2026年8月確認)
- ネットコースなら卒業に必要な学習はスマホで完結しうる。「パソコンがないから無理」とあきらめる必要はありません
- ネットコースでもプログラミングなど一部の課外授業はパソコン前提。プログラミング目当てなら実質必要と考える
公式FAQでも、MacBookが必要になるのは「週5・週3・週1+(リアルキャンパス選択者)」と「プログラミングや個別指導など一部の+ONE授業」とされています。逆に言えば、ネットコースの必修学習にMacBookの指定はありません。
「まずネットコースで様子を見る」という選び方もできます。必修がスマホで進む以上、入学時点で16万円台の出費を確定させずにスタートできる、ということです。
お子さんがプログラミングをやりたくて入るなら、実質パソコンは必要と考えておきましょう。どんな内容を学べるのかは通信制高校でプログラミングを学ぶ方法の記事で確認できます。キャンパス通学を考えている場合は、通える場所があるかもあわせて確認を。N高のキャンパス一覧の記事にまとめています。
MacBook指定の中身|推奨スペックと用意する期限
通学系コースに進む場合の「MacBook指定」を具体的に見ていきます。指定がどこまで厳しいのかは、スペックの条件を見ると判断できます。
推奨はMacBook Air(M2以上・メモリ8GB〜・256GB〜)
公式サイトが推奨機種として挙げているのはMacBook Airです。条件は次の通り。
| 項目 | 推奨機種(MacBook Air) | MacBook Proを選ぶ場合 |
|---|---|---|
| チップ | M2以上 | M4 |
| メモリ | 8GB以上 | 16GB以上 |
| ストレージ | 256GB以上 | 512GB以上 |
| 価格 | 164,800円〜(公式案内の2025年7月現在の表記) | 公式Webに価格表記なし |
出典:N高等学校公式サイト「学習ツール」/同「通学コースの必要物品」(2026年8月確認)
注意したいのは価格です。164,800円〜という数字は、公式案内に「2025年7月現在」として載っている表記。Appleの現行価格とはずれている可能性があるので、購入時に実売価格を確認してください。
推奨機種以外を選ぶ場合の目安も公式に載っています。MacBook Proなら、M4チップ・メモリ16GB以上・ストレージ512GB以上が基準です。
パソコンに詳しくない親御さんへ。「M2以上・メモリ8GB以上・ストレージ256GB以上」の3点をスマホにメモして、量販店の店員さんにそのまま見せてください。専門用語を覚えなくても、この条件さえ伝われば間違った機種を勧められる心配はほぼありません。
「指定」って、機種まで細かく決められているんですか?
公式が示しているのは「推奨機種」と「推奨機種以外を選ぶ場合のスペック目安」です。Proを選ぶ場合の基準まで書かれているので、Air一択という書き方ではありません。
期限は「初日登校日」または「初回授業日」まで
用意する期限も決まっています。リアル通学なら初日登校日まで、オンライン通学なら初回授業日までです。
| 通学のかたち | MacBookを用意する期限 |
|---|---|
| リアル通学 | 初日登校日まで |
| オンライン通学 | 初回授業日まで |
出典:N高等学校公式サイト「通学コースの必要物品」(2026年8月確認)
入学シーズンはMacBookの在庫が動きやすい時期でもあります。合格が決まったら、早めに手配しておくと安心です。届いてから初期設定やアカウント作成の時間も見ておくと、初回授業を落ち着いて迎えられます。
家計の視点で押さえておきたいこと。MacBook代は学費とは別の初期費用です。学費の総額と混ぜて考えると、予算が足りなくなります。
学費の総額とあわせて資金計画を立てるなら、N高の学費を整理した記事を先に見ておくとつまずきません。転入・編入を考えている場合はN高の転入・編入の記事で時期の条件も確認しておきましょう。
- 推奨はMacBook Air(M2以上・メモリ8GB以上・ストレージ256GB以上)
- Proを選ぶならM4・メモリ16GB以上・ストレージ512GB以上が基準
- 公式案内の価格表記は164,800円〜(2025年7月現在の表記)
- 期限はリアル通学=初日登校日/オンライン通学=初回授業日まで
MacBookは学割で安く買える?|親が知っておくべき注意点
「せっかく学生なんだから、学割で安く買えないの?」。ここは誤解が多いポイントなので、正確に書きます。
- N高がMacBookを斡旋する仕組みはありません
- 特別価格での販売もありません。各家庭が自費で購入します
- Appleの学生・教職員ストアは高校生本人は原則として対象外
学園経由の斡旋や特別価格はない
公式案内によると、N高がMacBookを斡旋したり、特別価格で販売したりする仕組みはありません。家電量販店・Apple Store・AppleのWebサイトなどで、各家庭が自費で購入します。
買う場所は自由、ということでもあります。学校指定の販売ルートに縛られないので、どこで買うかは各家庭で選べます。
Appleの「学生・教職員ストア」は高校生本人が対象外
Appleには学生向けの割引ストアがあります。ただし規約を確認すると、対象は大学・高等専門学校・専門学校の学生などです。
| 誰が買うか | Apple学生・教職員ストアの扱い |
|---|---|
| 高校生本人 | 原則として対象になりません |
| 保護者(大学生・教職員の場合) | 対象になる場合もある。ただし規約の条件次第 |
| N高経由の斡旋・特別価格 | 仕組みなし |
出典:N高等学校公式サイト「通学コースの必要物品」/Apple「学生・教職員向けストア利用規約」(2026年8月確認)
「高校生だからApple学割が使える」という前提で予算を組まないでください。ここを外すと、いざ買う段になって数万円の計算が狂います。
ちなみに、保護者の方が大学生や教職員なら対象になる場合もあります。ただしそれも規約の条件次第なので、利用前にAppleの規約ページで確認してください。
学割が使えないなら、安く買う方法はもうないんでしょうか…。
現実的な線は量販店のポイント還元やセール時期です。16万円台の買い物なので、ポイント還元だけでも差は出ます。
値段を抑えたいなら、量販店のポイント還元やセール時期を狙うのが現実的な線です。16万円台の買い物なので、ポイント還元だけでも1万円前後の差が出ることがあります。
この出費が家計に重いと感じたら、機材の少ないコースへ振り直すという手もあります。判断材料としてはN高の学費の内訳とN高の全コース比較をセットで見るのが早いです。
入学すると無料で使えるソフト|Adobeもクリスタも込み

ここまで「かかるお金」の話でした。次は逆に、入学すると浮くお金の話です。
N高グループの生徒は、次のソフトを無料で使えます。
| ソフト | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| Adobe Creative Cloud | Photoshop・Illustrator・Premiere Proなどが入った総合パック。2018年6月に国内の学校で初めて全生徒無料化された実績あり | 全生徒が無料 |
| CLIP STUDIO PAINT(DEBUT版) | イラスト・マンガ制作の定番ソフト | DEBUT版が無償提供 |
| Google Workspace for Education・Slack | 授業や連絡のベース | 全生徒が利用 |
| Microsoft Office | 無償提供については公式サイトで確認できませんでした | 別途用意する前提で |
出典:N高等学校公式サイト「学び」/公式ニュース「Adobe CC全生徒無料化」/同「イラスト・マンガの課外授業」(2026年8月確認)
特にAdobe Creative Cloudは、個人で契約すると年数万円かかるソフトです。Photoshopは写真加工やデザイン、Illustratorはロゴやイラスト制作、Premiere Proは動画編集と、プロの現場で使われている定番がひと通り入っています。
デザインや動画編集に興味がある子なら、ソフト代だけで年数万円相当の環境が入学と同時についてくる計算になります。
「動画を作ってみたい」「絵を描くのが好き」というお子さんは、高校の3年間をプロと同じ道具で練習できるわけです。将来クリエイティブ系に進むかどうかを見極める期間としても、この環境は悪くありません。
MacBookの購入費を「高い出費」と見るか、「プロ用ソフトが使い放題になる環境への投資」と見るか。ここでコースの印象が変わる親御さんは多いはずです。
1点だけ補足します。Microsoft Officeの無償提供については、公式サイトで確認できませんでした。Officeが必要な場合は別途用意する前提でいてください。
こうした環境が進路にどうつながるかが気になる方は、N高の大学進学の実態をまとめた記事と通信制高校の就職・進学の記事もあわせてどうぞ。
どのコースでどのソフトが使えるかは、資料のカリキュラム紹介で具体的に確認できます。お子さんがクリエイティブ系に興味があるなら、本人に見せて反応を見るのが早い方法です。
- Adobe Creative Cloudは全生徒が無料(2018年6月に国内の学校で初めて全生徒無料化)
- CLIP STUDIO PAINTはDEBUT版が無償提供
- Google Workspace for Education・Slackは全生徒が利用
- Microsoft Officeの無償提供は公式サイトで確認できませんでした
VR機器は買うの?|普通科なら貸与、購入は不要
N高といえばVR学習のイメージを持つ方も多いでしょう。「VRゴーグルまで買わされるの?」という心配には、はっきり答えられます。
購入は不要です。普通科に在籍する生徒には、Meta Quest 3Sまたは3が学園から貸与されます。
| 在籍先 | VR機器 | 備考 |
|---|---|---|
| 普通科 | Meta Quest 3Sまたは3を学園から貸与 | 購入は不要 |
| 普通科ベーシック | VRは利用できません | VRなしで学びたい家庭向け |
| 年齢の条件 | Meta Questは13歳未満は利用禁止 | — |
| 返却条件 | 卒業時などの詳細は公式サイトでは確認できませんでした | 入学時の学園の案内に従う |
出典:N高等学校公式サイト「学習ツール」(2026年8月確認)
Meta Quest 3Sは、市販価格で数万円するVRゴーグルです。それが貸与でまかなえるのは、初期費用を抑えたい家庭にはありがたい仕組みといえます。
裏を返せば、「うちの子にVRはいらない」という家庭は普通科ベーシックを選べばVRなしで学べます。ここもコース選びで変わる部分なので、N高の全コース比較の記事とあわせて確認してください。学校の雰囲気を知りたいならN高の評判をまとめた記事も参考になります。
なお、卒業時などの返却条件の詳細は公式サイトでは確認できませんでした。貸与機器の扱いは、入学時の学園の案内に従ってください。
- 普通科はMeta Quest 3Sまたは3が学園から貸与。購入は不要
- 普通科ベーシックではVRは利用できません
- Meta Questは13歳未満は利用禁止
- 返却条件の詳細は公式サイトでは確認できませんでした
ネット環境の要件|自宅の回線もチェックしておく
端末と同じくらい大事なのが、自宅のネット環境です。学習アプリ「ZEN Study」の動作環境は次の通り。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| パソコン | Google Chrome最新版 |
| スマホ・タブレット | iOS/iPadOS 17.0以上、Android 10.0以上 |
| 回線速度 | 最低10Mbps・推奨25Mbps以上 |
出典:N高等学校公式サイト「通学コースの必要物品」(2026年8月確認)
回線速度は、スマホで「スピードテスト」と検索すればその場で測れます。測るときは、お子さんが実際に勉強する部屋で試してください。同じ家の中でも、ルーターから離れた部屋では速度が落ちることがあるからです。
自宅のWi-Fiが10Mbpsを下回るようなら、入学前に回線の見直しを検討しましょう。授業が始まってから「動画が止まる」と気づくより、準備期間のうちに手を打つほうがずっと楽です。
「うちの子、そもそもパソコン操作が不安」という場合も心配しすぎなくて大丈夫です。公式に「基礎から学べる パソコン講座」という初心者向け教材が用意されています。スマホしか触ってこなかったお子さんにも、入学後に学べる入口があるということです。
出典:公式ブログ「基礎から学べる パソコン講座」(2026年8月確認)
通学の頻度によって自宅の環境にどこまで負荷がかかるかも変わります。スクーリングの回数が気になる方はN高のスクーリングの記事を確認しておくと、家庭側の準備が読めます。
- ZEN Studyの回線要件は最低10Mbps・推奨25Mbps以上
- パソコンはGoogle Chrome最新版、スマホ・タブレットはiOS/iPadOS 17.0以上、Android 10.0以上
- 測定は子どもが実際に勉強する部屋で
- 操作が不安なら「基礎から学べる パソコン講座」が公式に用意されています
悩みの原因別ガイド|「予算」「今あるPC」「買う時期」で打ち手が変わる
ここまでが事実の整理です。ここからは、読者から多い3つのつまずきに、公式で確認できた範囲で打ち手を並べます。
| いまの悩み | まず確認すること | 打ち手 |
|---|---|---|
| 予算が足りない | お子さんが進むのは通学系か、ネットコースか | ネットコースの必修学習はスマホ/タブレット/PCのいずれかでOK。通学系でなければMacBookの購入は必須ではありません |
| 今あるPCで足りるか分からない | M2以上・メモリ8GB以上・ストレージ256GB以上を満たすか | 通学系はMacBook指定。手持ちのWindows機は代用できる前提で考えないほうが安全。迷う場合は出願前に個別相談で確認 |
| いつ買えばいいか分からない | リアル通学か、オンライン通学か | 期限は初日登校日/初回授業日まで。合格が決まったら早めに手配し、初期設定の時間も見込む |
| 学割を前提に組んでいた | 買うのは誰の名義か | 高校生本人はApple学生・教職員ストアの対象外。量販店のポイント還元やセール時期を狙うのが現実的 |
| VR機器の費用が心配 | 普通科か、普通科ベーシックか | 普通科はMeta Quest 3Sまたは3が貸与で購入不要。VR不要なら普通科ベーシックという選択肢もある |
出典:N高等学校公式サイト「よくある質問」/同「学習ツール」/同「通学コースの必要物品」(2026年8月確認)
- どの悩みも、先にコースを決めれば自動的に答えが出ます
- コースが決まらないうちに機材を買うと、要らない出費か、足りない準備のどちらかになります
- 迷う点は出願前に個別相談で確認するのが二度手間を防ぐ近道です
結局、いま家でできることは何でしょうか。
コースごとの中身を見比べることです。機材はコースの後ろについてくる話なので、資料でコースを見比べるのが結局いちばん早いんです。
\ 機材代が要るかどうかは、選ぶコースで変わります /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
機材の面から見て向いている家庭・慎重に考えたい家庭
ここまでの事実を、家庭の状況に当てはめて整理します。
機材の面で相性がいい家庭/デザインや動画編集、イラストに興味がある子。Adobe Creative CloudとCLIP STUDIO PAINT DEBUT版が無料で使えるぶん、道具代の意味が変わります。
初期費用を抑えたい家庭/ネットコースなら必修学習はスマホ・タブレット・PCのいずれかで進められます。入学時点でMacBookの購入を確定させずに始められます。
慎重に考えたい家庭①/手持ちのWindows機を通学系コースで使うつもりの家庭。週5・週3・週1+の通学系コースはMacBook指定です。
慎重に考えたい家庭②/Apple学割を予算に織り込んでいた家庭。高校生本人は原則として対象外なので、前提から組み直しが必要です。
回線から見直したい家庭/自宅のWi-Fiが10Mbpsを下回るなら、端末より先に回線の検討を。ZEN Studyは最低10Mbps・推奨25Mbps以上です。
「そもそもN高でうまくやっていけるのか」という不安が残っている方は、N高は人生終わったと言われる理由を検証した記事とN高の評判の記事も読んでおくと、機材以外の判断材料がそろいます。
よくある質問|Windows・中古・パソコンがない家庭
Windowsのパソコンではだめですか?
コースによります。ネットコースの必修学習なら、動画を再生できる端末であればWindowsでも問題ありません。
一方、週5・週3・週1+の通学系コースはMacBook指定です。手持ちのWindows機があっても、通学系に進むなら代用できる前提では考えないほうが安全です。迷う場合は、出願前に個別相談で確認しておくと二度手間になりません。
MacBookは学割で安く買えますか?
N高がMacBookを斡旋したり、特別価格で販売したりする仕組みはありません。各家庭が自費で購入します。
Appleの学生・教職員ストアも、規約上の対象は大学・高等専門学校・専門学校の学生などで、高校生本人は原則として対象になりません。保護者の方が大学生や教職員なら対象になる場合もありますが、それも規約の条件次第です。利用前にAppleの規約ページで確認してください。
MacBookはいくらぐらいで用意すればいいですか?
推奨機種のMacBook Airについて、公式案内には164,800円〜という価格が「2025年7月現在」の表記として載っています。
ただしAppleの現行価格とはずれている可能性があるので、購入時に実売価格を確認してください。値段を抑えたいなら、量販店のポイント還元やセール時期を狙うのが現実的な線です。
中古のMacBookでもいいですか?
中古の可否について、公式の言及は確認できませんでした。
判断の軸になるのはスペックです。M2以上・メモリ8GB以上・ストレージ256GB以上という推奨条件を満たすかどうかで考えましょう。
ただし中古は保証が短い場合が多く、バッテリーの消耗具合も個体差があります。高校3年間、毎日の授業で使う道具です。新品との価格差と保証期間をてんびんにかけて決めてください。
いつまでにパソコンを用意すればいいですか?
リアル通学なら初日登校日まで、オンライン通学なら初回授業日までです。
入学シーズンはMacBookの在庫が動きやすい時期でもあります。合格が決まったら早めに手配し、届いてからの初期設定やアカウント作成の時間も見ておくと安心です。
家にパソコンがなくても入学できますか?
ネットコースなら入学できます。必修学習はスマホやタブレットで進められるからです。
なお、学園によるパソコンのレンタル制度は公式サイトで確認できませんでした。プログラミング系の課外授業を受けたくなった時点で、購入を検討する形になります。
「入学時は最小限の機材で始めて、やりたいことが見えてから買い足す」。この順番なら、無駄な出費を避けながらスタートできます。
VRゴーグルは買う必要がありますか?
購入は不要です。普通科に在籍する生徒には、Meta Quest 3Sまたは3が学園から貸与されます。
ただし普通科ベーシックではVRは利用できません。またMeta Questは13歳未満は利用禁止という年齢の条件があります。卒業時などの返却条件の詳細は公式サイトでは確認できませんでした。貸与機器の扱いは、入学時の学園の案内に従ってください。
子どもがパソコン操作に慣れていなくても大丈夫ですか?
公式に「基礎から学べる パソコン講座」という初心者向け教材が用意されています。スマホしか触ってこなかったお子さんにも、入学後に学べる入口があるということです。
出典:N高等学校公式サイト「よくある質問」/公式ブログ「基礎から学べる パソコン講座」(2026年8月確認)
今夜できる一歩|「うちの子のコースでは何が必要か」を確認して終わりにする
最後に、この記事の要点です。
- パソコンの要不要はコースで決まる。ネットコースの必修はスマホでも可
- 週5・週3・週1+コースはMacBookが必要。推奨はMacBook Air(M2以上・8GB〜・256GB〜)
- 学園経由の斡旋や特別価格はなし。Appleの学生ストアも高校生本人は原則対象外
- 入学するとAdobe Creative Cloud・クリスタDEBUT版などが無料。年数万円相当の環境がつく
- VR機器は普通科なら貸与で購入不要。VRなしで学べる普通科ベーシックもある
MacBook代は学費と別にかかる初期費用ですが、無料で使えるソフトまで含めて見ると、金額の意味が変わって見えてきます。「16万円の出費」ではなく「3年間のクリエイティブ環境ごと手に入れる16万円」。そう捉えられるかどうかで、家族会議の空気も変わるはずです。
今夜できる一歩は3つだけです。①お子さんが進みたいのは通学系かネットコースかを聞く ②勉強する部屋でスピードテストを1回まわす ③コース別の中身を資料で見比べる。ここまでやれば、機材の予算はほぼ見えます。
あとは「うちの子はどのコースか」を決めるだけです。コース選びや卒業後の進路も含めた全体像は、N高とはどんな学校かをまとめた記事と大学受験サポートの記事もあわせてどうぞ。
機材のことは、コースが変われば答えも変わります。資料でコースの中身を見比べたうえで、迷う点は個別相談で「このコースだと何を買えばいいですか」と直接聞くのが一番確実です。
資料請求は無料で、入学の義務はありません。パンフレットが届けば、お子さんと一緒に「このコースならこれが必要だね」と具体的な話ができます。予算の見当をつける材料として、先に手元に置いておきましょう。
\ 「このコースだと何を買えばいいか」は資料と個別相談で確認できます /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
