N高等学校の学費はいくら?コース別の3年間総額を全部表にまとめた

N高等学校の学費を調べていて、こう思いませんでしたか。

「金額がどこにも書いていない」。

読者の声

コース紹介も学費のページも見たのに、肝心の金額が出てこないんです。結局いくらかかるの…?

さとみ

そのとおりなんです。だから募集要項を取り寄せて、コース別の金額と3年間の総額を全部表にしました。まず早見表から見てください。

そのとおりです。公式サイトのコース紹介ページにも学費ページにも、具体的な金額は載っていません。金額が書かれているのは、資料請求でもらえる生徒募集要項だけです。

そこで私が募集要項を取り寄せ、コース別の金額と3年間の総額をすべて表にまとめました。

先に結論です。ネットコースなら3年間199,000円。いちばん高い週5コース(リアル)は約286万円で、差は約14倍。学費は「N高かどうか」ではなく「どのコースを選ぶか」で決まります。

✓ 無料✓ オンラインで数分✓ パンフレット+募集要項が届く

\ コース別の金額は、公式サイトのページには載っていません /

公式サイト https://nnn.ed.jp/

※本記事の金額は「N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項」に記載の数字です(2026年8月確認)。学費は年度で改定されるため、最新版は資料でご確認ください。

こんな不安はありませんか

  • 公式サイトを見ても学費がいくらか書いていない
  • 3年間の総額がいくらになるのか見えない
  • 就学支援金がうちの世帯でどれだけ効くのか分からない
この記事の結論
  • ネットコースは3年間199,000円(先引き適用時)
  • 通学コースとの差は約14倍。通学分は支援金の対象外
  • 転入・編入は先引きが使えず、初年度の準備額が約30万円変わる

この記事を書いた人|さとみ
同じように進路を調べている親のひとりです。N高等学校の2027年度募集要項・公式サイト・進路実績データをすべて読み込んで整理しました。体験談の創作はせず、出典つきの一次情報だけで書いています。

目次

30秒でわかる|N高の学費・コース別早見表

N高の学費の決まり方

細かい話に入る前に、まずこの表だけ見てもらえれば全体像がつかめます

コース別・初年度と3年間の総額

コース初年度3年間の総額(概算)
ネットコース(普通科)73,000円199,000円
ネットコース(普通科ベーシック)73,000円199,000円
週1+コース(オンラインキャンパス)280,000円約776,000円
週1+コース(リアルキャンパス)368,000円約984,000円
週3コース(オンラインキャンパス)556,000円約1,604,000円
週3コース(リアルキャンパス)803,000円約2,189,000円
週5コース(オンラインキャンパス)700,000円約2,036,000円
週5コース(リアルキャンパス)1,028,000円約2,864,000円

先引きが使えると、普通科と普通科ベーシックはどちらも3年間199,000円で同額になります。違いと選び方はN高の普通科と普通科ベーシックの違いで解説しました。

※ネットコースの金額は就学支援金の「先引き」が適用された場合。3年間の総額は募集要項に明記された数字です。 ※通学コースの3年間総額は、2年次以降に入学金がかからない前提での当サイト試算です。正確な金額は個別相談でご確認ください。 ※通学コースは別途MacBook Air(約16万円)の購入が必要です。(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

いちばん安いネットコースと、いちばん高い週5コース(リアルキャンパス)では、3年間で約14倍の差があります。

「N高は安い」も「N高は高い」も、どちらも正しい。見ているコースが違うだけです。まずコースを決めないと、学費の話は前に進みません

どのコースがわが子に合うかで迷っている段階なら、金額の前に中身を比べたほうが早いです。N高の全コース比較N高等学校とはどんな学校かを先に読んでおくと、この表の意味がはっきりします。

就学支援金の「先引き」あり・なしで、初年度はここまで変わる

もうひとつ、早い段階で知っておいてほしいのが「先引き」があるかないかです。ネットコース(普通科)で比べます。

先引き適用あり先引き適用なし
初年度の納入額73,000円373,000円
3年間合計199,000円1,099,000円
対象になる人4月に新入学する方など編入学・転入学の方など

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

同じネットコースでも、初年度に用意する額が30万円違います。この差の理由は、記事の後半でくわしく説明します。

先に結論|N高の学費はコースで10倍以上ちがう

N高の学費は「N高だからいくら」という決まり方をしません。

N高の学費の決まり方
  • 全員が払う「単位制・通信制課程の学費」
  • + 選んだコースの学費(通学型を選んだ場合だけ上乗せ)
  • ネットコースを選ぶ人は、前半だけで済みます

全員が払う「単位制・通信制課程の学費」+「選んだコースの学費」 という足し算になります。

ネットコースを選ぶ人は、前半だけで済みます。通学型を選ぶと、後半が上乗せされます。

読者の声

同じ学校なのに14倍も違うって、そんなことある…?

さとみ

あるんです。通学するかどうかで「コースの学費」がまるごと上乗せされるからです。しかもその上乗せ分には支援金が効きません。

ネットコースの学費の内訳

まず、全員に共通してかかる部分から見ていきます。ここはネットコースでも通学コースでも同じです。

全生徒が払う「単位制・通信制課程の学費」

項目普通科普通科ベーシック
入学金10,000円10,000円
教育関連諸費13,000円13,000円
施設設備費50,000円50,000円
授業料(1単位あたり)12,000円7,200円

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

授業料だけが、履修する単位数で変わります。

25単位を履修した場合、普通科は12,000円×25=300,000円、普通科ベーシックは7,200円×25=180,000円です。

入学金が10,000円というのは、私立高校としてはかなり低い設定です。ほかの学校と並べて比べたい方は通信制高校の学費の相場もあわせてご覧ください。

普通科と普通科ベーシックの違い

単価が違うぶん、学べる内容にも差があります

普通科では、普通科の生徒だけが履修できる科目やワークショップがあります。VR機器が貸与され、卒業時に無償で譲渡されるという記載もあります。

普通科ベーシックは、履修できる科目が絞られるかわりに授業料の単価が下がります

ただし、就学支援金の先引きが適用される場合、実質負担額はどちらも同じ199,000円になります。授業料の差が支援金でほぼ埋まるためです。

支援金が適用されない場合は差が出ます。先引きなしだと普通科は3年間1,099,000円、普通科ベーシックは739,000円です。

3年間の学費普通科普通科ベーシック
先引きあり199,000円199,000円
先引きなし1,099,000円739,000円

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

実質負担が年73,000円になるしくみ

ネットコース(普通科)の年間内訳は次のとおりです。

先引き適用あり先引き適用なし
1年次73,000円373,000円
2年次63,000円363,000円
3年次63,000円363,000円
3年間合計199,000円1,099,000円

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

1年次の73,000円の中身は、入学金10,000円+施設設備費50,000円+教育関連諸費13,000円です。

つまり授業料300,000円がまるごと支援金で相殺されている状態になります。

2年次以降は入学金がなくなるので、63,000円に下がります

通学コース(週5・週3・週1+)の学費

通学型を選ぶ場合、先ほどの金額に各コースの学費が上乗せされます。

通学コースで押さえる3点
  • 初年度は280,000円〜1,028,000円(コースとキャンパスの形で変わる)
  • 通学コースの学費は就学支援金の対象外
  • MacBook Air 約16万円が別途必要

コース別の内訳(初年度)

項目週5リアル週5オンライン週3リアル週3オンライン週1+リアル週1+オンライン
入学金100,000円22,000円100,000円22,000円50,000円22,000円
授業料600,000円600,000円440,000円456,000円160,000円180,000円
施設設備費250,000円185,000円80,000円
セキュリティーソフト代5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円5,000円
単位制・通信制課程の学費73,000円73,000円73,000円73,000円73,000円73,000円
初年度合計1,028,000円700,000円803,000円556,000円368,000円280,000円

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

「リアルキャンパス」は実際の校舎に通う形、「オンラインキャンパス」は自宅からオンラインで参加する形です。

オンラインキャンパスには施設設備費がかかりません。そのぶんリアルより20〜30万円ほど安くなります。

通学コースは通う回数で金額がはっきり変わります。回数ごとの中身の違いはN高のコース別の通学日数と特徴で整理しています。

ここが重要:通学コースは就学支援金の対象外

見落とされがちですが、通学コースの学費は高等学校等就学支援金の対象になりません

募集要項にはっきり書かれています。支援金が使えるのは「単位制・通信制課程の学費」の部分だけです。

費目就学支援金
単位制・通信制課程の学費(73,000円の部分)対象
通学コースの入学金・授業料・施設設備費対象外
MacBook Air(約16万円)対象外

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

つまり、上の表の73,000円のところにしか支援金は効きません

読者の声

支援金があるから通学コースでも何とかなる、と思っていました…。

さとみ

ここは本当に誤解しやすいところです。支援金が届くのは73,000円の部分だけ。通学分はまるごと自己負担、と考えて予算を組んでください。

MacBook Air 約16万円が別途必要

もうひとつ、見落とすと痛い項目があります。

通学コース(週5・週3・週1+)では、学習ツールとしてMacBook Airの購入が必要と募集要項に明記されています。金額の目安は約16万円です。

初年度は、表の金額にこの16万円を足して考えてください。機種の条件や、ネットコースの場合どうなるかはN高で必要なパソコンの条件にまとめています。

就学支援金でいくら下がる?「先引き」のしくみ

先引きあり・なしの初年度納入額の比較

ここは親御さんが最も誤解しやすい部分です。順番に見ていきます。

高等学校等就学支援金とは

授業料の一部または全部を国が支援する制度で、返済は不要です。

N高グループの場合、1単位あたり12,000円または7,200円の授業料に対して支給されます。

支給の条件
  • 高等学校の在籍が上限48カ月まで
  • 卒業まで最大74単位まで
  • 年間の上限は30単位まで

(出典:N高等学校 2027年度生徒募集要項/制度の詳細は文部科学省のWebサイト

「先引き」とは何か

通常、就学支援金は後から支給されます。つまり、いったん全額を払う必要があります。

N高グループでは、支給される見込みの金額をあらかじめ差し引いた額で請求してくれます。これが「支給見込額の先引き」です。

たとえばネットコース1年次なら、こうなります。

  • 先引きあり:納入額 73,000円(先引き額300,000円)
  • 先引きなし:納入額 373,000円

手元から出ていくお金が30万円変わります。制度の名前は地味ですが、家計への影響はとても大きい部分です。

なお、行政の審査結果と見込額に差が出た場合は、差額が2次請求として案内されます。差額がなければ2次請求はありません。

【要注意】転入学・編入学は先引きの対象外

転入・編入は先引き対象外の分岐図

ここが、この記事でいちばんお伝えしたい注意点です。

募集要項の「適用対象外となる要件」に、「編入学、転入学の方」がはっきり挙げられています。

つまり、今の高校から転校してN高に入る場合、先引きは使えません

支援金そのものが受け取れないという意味ではありません。先に全額を納めて、あとから支給を受ける形になる、ということです。

ネットコース普通科なら、初年度に用意する金額が73,000円ではなく373,000円になります。

転入・編入を検討しているご家庭は、ここを知らないと資金計画が30万円ずれます。手続きの流れそのものはN高への転入・編入の時期と手続きで確認できます。

先引きが使えないケースは、ほかにも挙げられています。

先引きが使えないケース
  • 高校の在籍期間が通算36カ月(定時制・通信制は48カ月)を超えている
  • 高校を卒業または修了している
  • 生徒の住民票が海外にある
  • 履修期間を満了した単位が74単位を超えている

3年次の履修には注意が必要

もうひとつ細かい点があります。

支援金は年間30単位まで、卒業まで最大74単位までという上限があります。

この上限があるため、3年次には対象外になる部分が出ます。公式サイトにも「3年次の授業料1単位分は就学支援金対象外となるため1次請求時に請求となります」と明記されています(出典:高等学校等就学支援金および支給見込額の先引きについて|N高等学校)。

金額としては大きくありませんが、3年次に想定外の請求が来たと驚かないよう、頭に入れておいてください。

学費以外にかかるお金

学費以外にかかるお金4項目

表の金額だけでは足りません。実際にはこれらが加わります。

学費のほかに考えておくお金
  • パソコン・タブレットと自宅のインターネット回線(通学コースはMacBook Air 約16万円
  • スクーリングの交通費・宿泊費
  • +ONE授業のチケット代(必須ではありません
  • 出願時の入学検定料5,000円

パソコンと通信環境

通学コースはMacBook Air(約16万円)が必須です。

ネットコースでも、学習にはパソコンかタブレットが要ります。自宅のインターネット回線も必要です。詳しくはN高のパソコン選びのポイントで解説しています。

スクーリングの交通費・宿泊費

通信制高校でも、決められた日数の登校(スクーリング)は必要です。

会場が遠方であれば、交通費と宿泊費がかかります。日数と場所は入学前に確認してください。→ N高のスクーリングの日数と場所で詳しく解説しています。

+ONE授業(追加の講座)

学びたい講座を選んで受講できるしくみです。チケットを買って使う形になっています。

チケット枚数金額(税込)
3枚16,500円
5枚27,500円
10枚55,000円
30枚165,000円

(出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認)

まとめて買えるパッケージプランもあります。プログラミングマスターズパック(オンライン型)は入学前購入で93,500円、個別指導パック(オンライン型)は44,000円です。

必須ではありません。ただ、ここを積んでいくと総額は大きく変わります。大学進学を見据えて追加費用を考えたい方はN高からの大学進学もあわせてご覧ください。

入学検定料

出願時に5,000円が必要です(出典:入学案内|N高等学校)。

予算別・コース選びガイド

ここまでの数字を、「わが家がいくらまで出せるか」から逆算する形に組み替えます。金額はすべて、これまでに出てきたものと同じです。

3年間で用意できる額候補になるコースあわせて考えること
〜20万円台ネットコース(普通科/普通科ベーシック):199,000円先引きが使えることが前提。パソコン・通信費は別
〜100万円週1+コース(オンライン)約776,000円/週1+コース(リアル)約984,000円MacBook Air 約16万円が別途必要
〜200万円週3コース(オンライン)約1,604,000円/週5コース(オンライン)約2,036,000円通学分は就学支援金の対象外
200万円以上週3コース(リアル)約2,189,000円/週5コース(リアル)約2,864,000円交通費も別途。私立の全日制に近い水準

(金額の出典:N高等学校・S高等学校・R高等学校 2027年度生徒募集要項/2026年8月確認。通学コースの3年間総額は当サイト試算)

迷ったときの分岐の考え方

費用をいちばん抑えたいなら、ネットコース。3年間199,000円(先引き適用時)で、MacBook Airの購入指定もありません

通学したいけれど予算を抑えたいなら、オンラインキャンパス。施設設備費がかからないぶん、リアルより20〜30万円ほど安くなります。

転入・編入を考えているなら、先引きが使えない前提で計算してください。ネットコース普通科でも初年度は373,000円です。

公立の通信制まで視野を広げて費用を比べたい場合は、公立の通信制高校という選択肢通信制高校の学費の相場も見比べておくと判断しやすくなります。

読者の声

うちの世帯だと支援金がいくらになるのか、そこが分からないと決められません。

さとみ

そこは世帯の状況と履修単位数で変わる部分です。募集要項を手元に置いて、学校に確認するのがいちばん確実だと思います。

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\ 支援金がいくら効くかは、世帯の状況と履修単位数で変わります /

公式サイト https://nnn.ed.jp/

金額を見て「思ったより高い」と感じた方へ。その感覚がどこから来ているのかは、N高の学費は本当に高いのかで分解しました。19万円と100万円超が両方存在する理由を、募集要項の実額で説明しています。

学費の支払いが難しいときの選択肢

まとまった金額を一度に用意するのが難しい場合、いくつか方法があります。

用意されている3つの方法
  • 教育ローン(日本政策金融公庫の教育一般貸付・信販会社)
  • 学費サポートプラン(分割払い・条件は個別相談)
  • クレジットカード/コンビニ払い/Pay-easy(コースにより異なります)

教育ローン

募集要項では、日本政策金融公庫の教育一般貸付のほか、信販会社の教育ローンが案内されています。

学費サポートプラン

N高グループでは、分割で支払える学費サポートプランが案内されています。詳しい条件は個別相談で確認する形になります。

支払い方法

クレジットカード、コンビニ払い、Pay-easyが使えます(コースにより異なります)。

3年間の総額シミュレーション

3年間の総額シミュレーション3ケース

ここまでの内容をまとめます。実際に用意する金額の目安です。

3つのケースの結論
  • ネットコース・新入学:約204,000円(3年間の学費+入学検定料)
  • ネットコース・高2から転入:初年度の納入額が373,000円
  • 週5コース(リアル):約302万円(MacBook Air込み・交通費は別)

ケース1:ネットコース・4月に新入学・支援金あり

項目金額
3年間の学費199,000円
入学検定料5,000円
合計約204,000円

パソコンと通信費は別途必要です。

ケース2:ネットコース・高2から転入・支援金あり

先引きが使えないため、初年度の納入額が373,000円になります。支援金は後から支給されます。

資金の準備という意味では、最初にまとまった額が要るという点を押さえておいてください。

ケース3:週5コース(リアルキャンパス)

項目金額
初年度1,028,000円
2年次以降(概算)918,000円×2年
MacBook Air約160,000円
合計(概算)約302万円

私立の全日制高校に近い水準になります。交通費は別です。

この金額に見合うかどうかは、卒業後の進路まで含めて考えたいところです。N高の評判と「やめとけ」と言われる理由通信制高校の就職・進学の実際もあわせてご覧ください。

学費のよくある質問

ネットコースは本当に3年間199,000円ですか?

就学支援金の「先引き」が適用された場合の金額です。先引きが適用されないと、普通科は3年間1,099,000円になります。同じコースでも条件によって大きく変わる点にご注意ください。

転入・編入でも199,000円で通えますか?

募集要項の「適用対象外となる要件」に「編入学、転入学の方」が挙げられており、先引きは使えません。ネットコース普通科の場合、初年度に用意する金額は73,000円ではなく373,000円です。支援金が受け取れないという意味ではなく、先に全額を納めてあとから支給を受ける形になります。

普通科と普通科ベーシックは、どちらが安いですか?

先引きが適用される場合はどちらも3年間199,000円で同じです。先引きなしの場合は、普通科が1,099,000円、普通科ベーシックが739,000円で差が出ます。授業料の単価は普通科が1単位12,000円、普通科ベーシックが7,200円です。

通学コースにも就学支援金は使えますか?

使えるのは「単位制・通信制課程の学費」の部分だけです。通学コースの学費(入学金・授業料・施設設備費)は就学支援金の対象になりませんと募集要項に明記されています。

MacBook Airは学校の指定ですか?手持ちのパソコンではだめ?

通学コース(週5・週3・週1+)については、募集要項に「学習ツールとして『MacBook Air』(約16万円)の購入が必要」と機種名まで明記されています。つまり学校側の指定です。

ネットコースは指定がなく、手持ちのパソコンやタブレットで学習できます(普通科はVR機器の貸与あり)。具体的なモデルや購入方法は入学手続きの案内で確認してください。

就学支援金の支給額は、なぜ人によって違うのですか?

差が出る要因は主に4つあります。

  1. 世帯の所得:支給の判定は世帯の課税額をもとに行われます。従来は所得による段差がありましたが、国の「所得制限撤廃」が進んでおり、N高の学費モデル(初年度73,000円)もこれを前提に作られています
  2. 履修する単位数:支援金は「1単位あたりいくら」で支給されるため、履修数が多い年は支給も増えます
  3. 制度の上限:年30単位・通算74単位・在籍48ヶ月まで。超えた分(3年次の1単位分など)は自己負担です
  4. 過去の高校在籍歴:前の高校で使った単位数・在籍期間は差し引かれます。転入・編入の場合はここで差が出やすいので要注意です

制度は現在も改正が続いているため、「わが家の場合はいくらか」は募集要項と学校への確認で確定させてください。

学費以外に、最低限かかるお金は何ですか?

出願時の入学検定料5,000円、パソコンかタブレットと自宅のインターネット回線、スクーリングの交通費・宿泊費です。通学コースはこれにMacBook Air 約16万円が加わります。+ONE授業(チケット制)は必須ではありません。

分割払いはできますか?支払い方法は?

N高グループでは分割で支払える学費サポートプランが案内されており、詳しい条件は個別相談で確認する形です。支払い方法はクレジットカード、コンビニ払い、Pay-easyが使えます(コースにより異なります)。募集要項では日本政策金融公庫の教育一般貸付や信販会社の教育ローンも案内されています。

まとめ|正確な金額は募集要項にしか載っていない

N高等学校の学費を整理すると、こうなります。

結論のまとめ
  • ネットコースは3年間199,000円(就学支援金の先引き適用時)
  • 週5コース(リアルキャンパス)は初年度1,028,000円。同じ学校でも差は約14倍
  • 通学コースの学費は就学支援金の対象外。MacBook Air約16万円も別途必要
  • 転入・編入の場合は「先引き」が使えない。初年度の準備額が約30万円変わる

そして冒頭でお伝えしたとおり、これらの金額は公式サイトには載っていません

正確な数字が載っているのは生徒募集要項だけで、これは資料請求で無料で届きます。

今夜できる一歩

① わが子が「新入学」か「転入・編入」かを確かめる。これで初年度の準備額が約30万円変わります。

② 「通うか、通わないか」を家族で先に決める。コースの学費は支援金の対象外なので、ここが総額をいちばん左右します。

③ 募集要項を取り寄せて、数字を家族で見る。資料請求は無料で、入学の申し込みではありません

世帯の状況によって支援金の額は変わります。お子さんがどのコースを選ぶかでも総額は大きく動きます。

「うちの場合はいくらになるのか」を知るには、まず手元に資料を置いて、家族で数字を見ながら話すのがいちばん早いと思います。

さとみ

数字が手元にあるだけで、家族の話し合いはずいぶん進みます。迷っている段階でも、取り寄せておいて損はないと思います。

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この記事を書いた人

子どもを持つ母。わが子の進路を考える中で通信制高校を調べ始めました。学校の公式サイトと文部科学省のデータをひとつずつ確認しながら、同じように悩む親御さんが知りたいことを、分かりやすく正確にまとめていきます。

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