「クラーク記念国際高等学校 指定校推薦一覧」で検索して、この記事にたどり着いた方へ。
先に結論です。全部の枠を載せた完全な一覧は公開されていません。ただし公式サイトには、約100校の大学名が実名で出ています。まずそれを全部お見せします。
※本記事の大学名・枠数は「クラーク記念国際高等学校 公式サイト「進路実績」」(2025年度 主な指定校推薦枠)を2026年9月に確認して転記したものです。
通信制高校なのに、早稲田や上智の指定校推薦があるんですか。
公式サイトに大学名が書かれています。ただし「枠がある」と「うちの子が使える」は別の話なので、そこも正直にご説明しますね。
- 完全な一覧は非公開。ただし主な大学名は公式に出ています(この記事に全部転記しました)
- 規模は全国約320以上の大学から1,400超の枠
- 枠があっても、使えるかは校内選考しだいです
- 同じ通信制でもN高は大学名すら非公開。方針が正反対です
- 完全な一覧|非公開
- 主な大学名|約100校を公式に掲載(この記事に全部あります)
- 枠の規模|約320大学・1,400超
- 使えるかどうか|校内選考あり
- N高との違い|N高は大学名も非公開
そもそも指定校推薦とは|30秒で仕組みを確認します
念のため、仕組みを短く確認します。大学が「この高校からなら何人受け入れます」と枠を割り当てる制度です。
| ステップ | 何が起きるか |
|---|---|
| ① 大学が高校に枠を出す | 「◯◯大学 1名」のように届きます |
| ② 高校の中で希望者を募る | ここで校内選考 |
| ③ 選ばれた生徒が出願 | ほぼ合格が前提の選考になります |
ポイントは②です。枠の数より、校内で選ばれるかどうかが勝負になります。だから「枠が1,400ある」という数字だけでは、わが子の話にはなりません。
公式が公開している「2025年度 主な指定校推薦枠」|地域別に全部転記しました
公式サイトに掲載されている大学名を、省略せずそのまま並べます。
関東
早稲田大学/上智大学/中央大学/法政大学/学習院大学/津田塾大学/獨協大学/駒澤大学/専修大学/神田外語大学/國學院大學/亜細亜大学/国士舘大学/立正大学/拓殖大学/創価大学/東京都市大学/麻布大学/神奈川大学/横浜薬科大学/関東学院大学/桜美林大学/実践女子大学/日本工業大学/日本薬科大学/日本体育大学/和洋女子大学/杏林大学/共立女子大学/東京工芸大学/女子美術大学/神奈川工科大学/相模女子大学/流通経済大学/尚美学園大学/城西国際大学/大東文化大学/文教大学/文京学院大学/深圳大学東京校/ヤマザキ動物看護大学/大妻女子大学/明星大学/麗澤大学/日本大学松戸歯学部
北海道・東北
酪農学園大学/北海道科学大学/北海道医療大学/札幌大学/札幌学院大学/東北学院大学/東北芸術工科大学/札幌国際大学/北翔大学/北海学園大学
中部
南山大学/常葉大学/浜松学院大学/日本福祉大学/名古屋文理大学/名古屋学院大学/大同大学/名古屋芸術大学/岐阜聖徳学園大学/静岡英和学院大学/聖隷クリストファー大学
近畿
関西学院大学/立命館大学/長浜バイオ大学/京都女子大学/京都外国語大学/大谷大学/京都文教大学/関西外国語大学/大阪経済大学/大阪経済法科大学/追手門学院大学/千里金蘭大学/大阪産業大学/桃山学院大学/大阪商業大学/大阪電気通信大学/甲南大学/神戸学院大学/神戸芸術工科大学/甲南女子大学/神戸松陰女子学院大学/流通科学大学/大阪歯科大学/宝塚医療大学/帝塚山大学/奈良大学
中国・四国・九州
比治山大学/広島工業大学/広島経済大学/広島文教大学/徳島文理大学/西南学院大学/福岡女学院大学/久留米大学/立命館アジア太平洋大学/別府大学/西九州大学
公式の見出しは「2025年度 主な指定校推薦枠」です。「主な」と書かれているとおり、これで全部ではありません。1,400超の枠のうち、名前が出ているのは100校ほどです。
出典:クラーク記念国際高等学校 公式サイト「進路実績」(2026年9月確認)
一覧を見て「知らない大学ばかり」と感じた方へ。指定校推薦は、有名大学より中堅・地域の大学のほうが枠は多いのがふつうです。早稲田や上智の名前が目立ちますが、枠数は1名ということも珍しくありません。
320大学・1,400枠という数字の意味
| 公式に書かれている数字 | 中身 |
|---|---|
| 大学数 | 全国約320以上 |
| 指定校推薦枠 | 1,400超 |
| 公開されている大学名 | 約100校(「主な」枠として) |
公式サイトには「日本全国の私立大学・短大の約3分の1」という説明も添えられています。通信制高校としては、かなり大きい規模です。
1,400枠もあるなら、うちの子でも入れそうな気がしてきました。
そこがいちばん誤解されやすいところなんです。次で正直に書きますね。
\ 推薦を使えるかどうかは、学校選びの前に確かめたいところです /
何人が指定校推薦で進学しているのか|正直に書きます
ここは公式に数字が見つかりませんでした。進路実績のページに合格者数は載っていますが、そのうち何人が指定校推薦かという内訳は公開されていません。
ネット上には「クラークは推薦で進学する人が多い」という書き込みもありますが、裏づけとなる公式データは確認できませんでした。当サイトでは、確認できない数字は書かないことにしています。
知りたい場合は、個別相談で「昨年度、このキャンパスから指定校推薦で進学したのは何名ですか」と聞いてください。キャンパス単位なら答えてもらえることがあります。
【注意】枠があることと、わが子が使えることは別の話です
ここを飛ばして学校を決めると、あとで苦しくなります。指定校推薦は、枠があれば誰でも使えるものではありません。
- ① 校内選考があります|1つの枠に希望者が複数いれば、成績や生活態度で選ばれます
- ② 枠は毎年変わります|大学側が高校に割り当てるもので、来年も同じとは限りません
- ③ 「主な」枠しか出ていません|志望校が1,400枠に含まれるかは、この一覧では確認できません
とくに①です。「クラークに入れば早稲田の指定校推薦が使える」わけではありません。全国に1万人以上の生徒がいて、その中での選考になります。
キャンパスによって使える枠に違いがあるのかどうかは、公式Webには記載がありませんでした。気になる方は、志望するキャンパスに直接お尋ねください。憶測で書かないほうが誠実だと思うので、確認できた範囲だけをお伝えしています。
- 「320大学」=全国の私立大学・短大の約3分の1
- 「1,400枠」=延べの枠数。1大学で複数学部ぶん持っている場合も含みます
- 公開されている約100校はその一部
| よくある誤解 | 実際 |
|---|---|
| 1,400人が推薦で行ける | 枠の数であって、人数の保証ではありません |
| 有名大学の枠が多い | 中堅・地域の大学のほうが多いのが通例 |
| 入学すれば使える | 校内選考を通った生徒だけ |
N高は大学名すら非公開|同じ通信制でも方針が正反対です
比較すると、クラークの姿勢がよく分かります。
| クラーク | N高・S高 | |
|---|---|---|
| 枠の規模 | 約320大学・1,400超と公表 | 公表なし |
| 大学名 | 主な約100校を実名で公開 | 非公開 |
| 一覧の完全版 | 非公開 | 非公開 |
| 合格実績 | 公式に掲載 | 公式に掲載 |
どちらが良い・悪いという話ではありません。枠の一覧を在校生にだけ開示するのは、どの高校でもふつうのことです。ただ、入学前に手がかりが多いのはクラークのほうだとは言えます。N高側の事情はN高・S高に指定校推薦はある?で詳しく書きました。
逆に言うと、クラークは「大学名を見せられる」だけの枠を持っているということでもあります。見せられない学校が悪いわけではありませんが、判断材料としては大きいですよね。
- 枠の数は入り口にすぎません
- 決め手は校内選考を通れる成績が取れる環境か
- 「推薦が多い学校」ではなく「うちの子が続けられる学校」で選んでください
推薦の枠で学校を選んでしまいそうでした。
気持ちはとても分かります。ただ3年間かよう場所なので、推薦は判断材料の1つくらいがちょうどいいですよ。
志望校の枠があるかを確かめる3つの方法
- ① 資料請求で最新の進路資料をもらう|Webより詳しい冊子が届くことがあります
- ② 個別相談で志望大学名を出して聞く|「◯◯大学の枠はありますか」と具体名で
- ③ 大学側に聞く|指定校の依頼先は大学が決めています
②のとき、「今年ありますか」ではなく「過去3年で枠が続いていますか」と聞いてください。単年で消える枠もあるためです。
あわせて「校内選考の基準は何ですか」「評定はどう付きますか」も聞いておくと、入学後の動き方が決まります。
\ 他校の資料も並べると、推薦の話が現実的になります /
よくある質問
クラークの指定校推薦一覧はどこで見られますか?
完全な一覧は公開されていません。公式サイトの進路実績ページに「2025年度 主な指定校推薦枠」として約100校の大学名が掲載されており、この記事にすべて転記しました。1,400超の枠の全体像は、在校生向けに開示されるのが通例です。
本当に早稲田大学の指定校推薦枠があるのですか?
公式サイトの「2025年度 主な指定校推薦枠」の関東の欄に早稲田大学・上智大学の名前が掲載されています。ただし枠があることと、校内選考を通って使えることは別です。
指定校推薦枠はいくつありますか?
公式サイトには「全国約320以上の大学から1,400超の指定校推薦枠が利用可能」と書かれています。日本全国の私立大学・短大の約3分の1にあたる、という説明も添えられています。
通信制高校でも指定校推薦は使えますか?
使えます。指定校推薦は大学が高校に枠を割り当てる仕組みで、全日制・通信制の区別で決まるものではありません。ただし枠を持っているかは学校ごとに違います。
キャンパスによって使える枠は違いますか?
公式Webには記載がありませんでした。志望するキャンパスに直接お問い合わせください。
評定平均はどれくらい必要ですか?
校内選考の基準は公式Webに掲載されていません。大学側が求める評定の条件も枠ごとに違うため、個別相談で確認するのが確実です。
N高とクラーク、推薦で選ぶならどちらですか?
入学前の情報量ではクラークが上です(大学名が公開されているため)。ただし学び方の設計はまったく違うので、推薦だけで決めないほうがいいと思います。違いはN高とクラークはどっち?で比較しました。
| 個別相談で聞くこと | なぜ聞くのか |
|---|---|
| 志望校の枠は過去3年ありますか | 単年で消える枠があるため |
| 校内選考の基準は何ですか | 評定か、活動実績か、出席か |
| このキャンパスから昨年何名使いましたか | 全国の数字ではなく足元を知るため |
| 評定はどう付きますか | 入学後の動き方が決まるため |
この4つをメモして個別相談に持っていけば、パンフレットには載っていない話が聞けます。
まとめ|「一覧」は完全版こそ非公開ですが、手がかりは十分あります
- 完全な一覧は非公開。ただし主な約100校は公式に実名で出ています
- 規模は約320大学・1,400超の枠
- 枠があっても使えるとは限りません|校内選考があります
- 志望校の枠は個別相談で具体名を出して聞くのが確実です
今日できることは、志望大学の名前をメモしておくことです。その1行があるだけで、個別相談の質が変わります。
\ 比べる相手を1校持っておくと、説明会での質問が具体的になります /
クラーク全体の評判はクラーク記念国際高等学校はやばい?、N高との比較はN高とクラークはどっち?にまとめています。
