聖進学院はやばい?大智学園との二重学費と仕組みを公式情報で検証【親向け】

「聖進学院 やばい」。南浦和の学校を調べていて、この検索候補が出てきて手が止まった親御さんは多いと思います。お子さんの進路の候補に挙がった場所です。悪い評判があるなら先に知っておきたい、と思うのは当然ですよね。

私も子を持つ親として、公式サイトと公開されている情報を一つずつ突き合わせて調べました。先に結論をお伝えします。

聖進学院について、公的に確認できる問題事例は見つかりませんでした(2026年8月時点)。「やばい」という言葉に集まっている不安の正体は、①ここが高校ではないという仕組みと、②年間100万円を超える学費です。

この記事では、その2つを公式情報だけで整理します。出どころの分からない口コミや、第三者サイトの数字は使いません。読み終わる頃には「何が事実で、入学前に何を確認すべきか」がはっきりしているはずです。

なお、聖進学院のようなサポート校を検討するときは、通信制高校そのものと並べて比べるのが判断の近道です。比較の物差しとして、学費を公開している通信制高校の資料を1部手元に置いておくと、見積もりの読み方が変わります。

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この記事で分かること
  • 聖進学院は「高校」ではなくサポート校。高卒資格がどこから出るのか
  • 年間107万〜114万円という学費の内訳と二重構造
  • コース(普通/個別/はるかぜ教室)とサポート体制の実際
  • 進路実績として公表されているもの・されていないもの
  • 向く子・向かない子の分かれ目と、入学前に確認すべきこと
目次

先に結論|「やばい」の正体は事件ではなく、仕組みと金額

調べた結果を先に3行でまとめます。

  1. いじめ・事件・行政処分など、公的に確認できる問題事例はなかった(聖進学院・提携先の大智学園高等学校とも/2026年8月時点)
  2. 聖進学院はサポート校であり、高校ではない。卒業証書は提携先の大智学園高等学校から出る
  3. 学費は公式サイトに明記されており、年間合計107万円〜114万円。この金額の大きさが「やばい」という言葉に集まっている

お気づきでしょうか。1つも「隠された事件」ではありません。検索候補の「やばい」は、仕組みの分かりにくさと金額の大きさに対する反応です。

むしろ聖進学院は、学費を金額まで公式サイトに載せている点では情報公開に積極的な部類です。学費非公開のサポート校も珍しくない中で、ここは正直に評価していい点だと思います。

ただし、公開されているからこそ金額のインパクトがそのまま伝わり、驚いた人が検索する。そういう構図です。だから親御さんがやるべきことは、噂を追いかけることではなく、この金額が「何に対して」支払われているのかを内訳で理解することになります。

順番に見ていきましょう。まずは仕組みからです。ここを誤解したまま金額だけ見ると、判断を間違えます。

聖進学院は「高校」ではない|高卒資格は大智学園高等学校から出る

最初に、いちばん大事な前提です。名前に「学院」とついていますが、聖進学院は高等学校ではありません。

サポート校とは「学校ではないが、毎日通える場所」

聖進学院はサポート校です。サポート校とは、通信制高校に在籍する生徒の学習と生活を支える民間の教育機関のこと。学校教育法上の「高等学校」ではないため、サポート校そのものが高卒資格を出すことはできません。

塾に近い立ち位置ですが、塾とは違って毎日通える校舎があり、担任のような存在がついて生活面まで見てくれます。「学校ではないけれど、学校のように通える場所」と考えると近いです。

教室は南浦和駅の東西にあります。東口教室がさいたま市南区南浦和2-41-5、西口の「はるかぜ教室」が同区南本町1-14-5の3階(南浦和駅から徒歩4分)。首都圏で電車通学圏内にある方には、通いやすい立地です。

なお、運営している法人の名称は公式サイト上では確認できませんでした。契約前に、どの法人と契約することになるのかは説明会で聞いておくとよい項目です。

【重要】入学すると、大智学園高等学校にも同時入学する

では高卒資格はどこから出るのか。提携している通信制高校、大智学園高等学校(福島県双葉郡川内村で認可された広域通信制高校)からです。

聖進学院に入学すると、同時に大智学園高等学校にも入学します。お子さんは2カ所に同時に所属し、卒業証書は大智学園から発行されます。学歴として書かれる卒業校名も大智学園高等学校です。

表にすると、役割の分かれ方がはっきりします。

聖進学院大智学園高等学校
立場サポート校(民間)通信制高校(認可校)
主な役割毎日の授業・生活サポート・進路指導単位認定・高卒資格の発行
卒業証書出ないここから出る
通う場所南浦和の教室スクーリング等(本校は福島県)
費用入学金・授業料・施設料・教材費提携通信制高校分として年440,000円

誤解しないでいただきたいのは、この仕組み自体は「やばい」ものではないということです。通信制高校は自学自習の比重が大きく、レポートを一人で進めきれない子は少なくありません。そこを民間が伴走して補うのがサポート校で、業界では広く使われている形です。

問題になるのは、仕組みではなく「知らないまま契約すること」です。聖進学院=高校だと思い込んでいると、卒業証書に別の学校名が入っていて驚く、費用が2カ所ぶん発生する理由が分からない、という場面が出てきます。

サポート校と通信制高校の違いをもっと基礎から知りたい方は、サポート校と通信制高校の違いを解説した記事を先に読むと、このあとの学費の話がすっと入ってきます。

そして、この「二重に所属する」構造が、そのまま学費の構造にも表れます。ここが本題です。

学費の全内訳|年間107万〜114万円と、その中の44万円

聖進学院は学費を公式サイトに金額まで載せています。2026年度新入生の例として公表されている数字を、そのまま内訳で並べます。

普通コース:年間合計1,070,000円

項目金額(年額)支払先の性格
入学金80,000円聖進学院
授業料460,000円聖進学院
施設料60,000円聖進学院
教材費30,000円聖進学院
提携通信制高校分440,000円大智学園高等学校
年間合計1,070,000円

公式サイトでは、就学支援金が最大まで支給された場合の支払い例として770,000円という数字も示されています。

個別コース:年間合計1,140,000円

項目金額(年額)支払先の性格
入学金80,000円聖進学院
授業料570,000円聖進学院
施設料20,000円聖進学院
教材費30,000円聖進学院
提携通信制高校分440,000円大智学園高等学校
年間合計1,140,000円

こちらは就学支援金が最大まで支給された場合の支払い例として840,000円が示されています。普通コースとの違いは授業料(460,000円→570,000円)と施設料(60,000円→20,000円)で、差し引き70,000円の上乗せになります。

見るべきは合計額より「44万円が別建て」であること

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。年間107万〜114万円のうち、440,000円は聖進学院ではなく大智学園高等学校ぶんの費用として別建てになっています。

裏を返すと、聖進学院のサポート費用は、普通コースで年63万円(80,000+460,000+60,000+30,000)、個別コースで年70万円(80,000+570,000+20,000+30,000)という計算になります。これが「毎日通える教室と手厚いサポート」の値段です。

整理すると、こういう2階建てです。

  • 1階=高卒資格を取るための費用(大智学園分/年440,000円)
  • 2階=毎日通ってサポートを受けるための費用(聖進学院分/年63万〜70万円)

この分け方が分かると、判断の軸が一気に鮮明になります。お子さんに必要なのが「高卒資格」だけなのか、「高卒資格+毎日通える場所」なのか。前者なら、サポート校を挟まずに通信制高校へ直接入学するという選択肢もあります。後者なら、2階部分の費用は必要な投資ということになります。

どちらが正しいという話ではありません。ただ、この2階建てを知らずに「高校の学費が100万円もするのか」と受け取ると、判断がぼやけてしまいます。通信制高校全体の費用相場は通信制高校の学費をまとめた記事で整理しているので、相場感を持ってから見積もりを読むことをおすすめします。

別途かかる費用と、就学支援金の注意点

上の表の金額に加えて、公式サイトにはパソコン購入費・行事費が別途必要と記載されています。どちらも金額は公式サイトに掲載されていません。初年度の総額を見積もるときは、この2つがいくらになるのかを学校に確認したうえで足して考えてください。

就学支援金についても、押さえておきたい前提があります。国の就学支援金は「高等学校」の授業料に対する制度です。サポート校の費用は原則として対象になりません。公式サイトが示す「支援金後の支払い例」は、その前提での金額と理解しておきましょう。

また、支援金の額はご家庭の所得によって変わります。「最大支給後の例」がそのままご家庭の負担額になるとは限りません。説明会では、①ご家庭の所得区分だとどうなるか、②2年次・3年次の金額はいくらになるか、③年度途中入学の場合の計算方法、この3点をセットで確認してください。

なお、公式サイトに掲載されているのは2026年度新入生の年間の例であり、3年間の総額は示されていません。2年次以降の金額は年度や制度改定によっても変わります。卒業までにいくらかかるのかは、必ず学校に直接確認してください。大きな金額なので、家計の見通しは早めに立てておくほうが安心です。

コースとサポート体制|普通・個別・はるかぜ教室の3つの受け皿

学費の内訳が分かったところで、その2階部分で何が受けられるのかを見ていきます。公式サイトで確認できるのは、次の3つの受け皿です。

普通コース|クラスで学ぶスタンダードな形

もっとも標準的な形で、教室に通ってクラス単位で学びます。年間1,070,000円のコースです。「毎日通う生活リズムを取り戻したい」「同年代と過ごす時間がほしい」というお子さんの受け皿になります。

学力面では学力別のクラス編成(ベーシック/スタンダード)が設けられています。中学校の学習に不安が残ったまま高校生活に入る子にとって、いきなり高校の内容から始まらないのは現実的な設計です。前の学校で授業についていけなくなった経験があるお子さんには、この点を説明会で詳しく聞く価値があります。

個別コース|1対1に近い形で進めたい子へ

年間1,140,000円と、普通コースより7万円高い設定です。授業料が11万円高く、施設料が4万円低いという内訳で、差し引き7万円ぶんが個別対応に対する費用と読めます。

集団の中だと質問できない、自分のペースで進めたい、といったお子さんが対象になります。ただし「個別」と一口に言っても、完全マンツーマンなのか少人数なのか、週に何コマなのかで実態は変わります。7万円の差額で具体的に何がどう増えるのかは、必ず問い合わせで確認してください。金額差の理由を説明できる学校かどうかは、それ自体が判断材料になります。

はるかぜ教室(西口)|姉妹校という位置づけ

南浦和駅西口にあるのが、姉妹校の「はるかぜ教室」です。東口教室とは別の建物で、南本町1-14-5の3階、駅から徒歩4分の場所にあります。

公式サイトのよくある質問では、発達障害のあるお子さんについて「はるかぜ教室で対応している」と記載されています。ここは事実として、そのままお伝えします。

ただし、この記載だけで「うちの子に合う/合わない」を判断することはできません。ひと口に発達の特性といっても、必要な配慮は一人ひとり違います。具体的にどんな配慮が可能なのか、支援計画はどう作られるのか、専門的な資格を持つスタッフはいるのか。この3点は、必ずご家庭から個別に確認してください。当サイトでは、公式の記載を超えて適否を判断することはしません。

特性のあるお子さんの学校選びで見るべきポイントは、発達障害のある子の通信制高校選びをまとめた記事で整理しています。聖進学院に限らず使えるチェック項目なので、説明会に行く前に目を通しておくと質問の精度が上がります。

スクールカウンセラーの配置と、入学時期

サポート体制として、スクールカウンセラーが配置されていることも公表されています。前の学校で心が消耗したお子さんにとって、学習の相手と気持ちの相手が別にいる環境は意味があります。担任に言いにくいことを話せる窓口があるかどうかは、通い続けられるかを左右する部分です。

入学時期についても整理しておきます。新入生・編入生は4月入学、転校生(転入)は随時受付です。今どこかの高校に在籍していて転校を考えている場合は、年度の途中でも動けます。一方、中学3年生の新入学や、一度学校を離れてからの編入は4月が入り口になります。

転校を考えている方は、前の学校で取った単位がどこまで引き継げるかを最初に確認してください。ここは大智学園側の判断になる部分なので、聖進学院の窓口で「大智学園ではどう扱われますか」と聞く形になります。卒業時期に直結する項目です。

進路実績|数字は公表されていない、という事実

親御さんが次に気になるのは「で、ちゃんと卒業できて、その先はどうなるのか」でしょう。ここは正直に書きます。

卒業率は公式サイトに掲載されていませんでした(2026年8月確認)。何%が3年で卒業しているのか、公表されている数字は見当たりません。

進路については「2025年度卒業生の実績」として、進学先などの名称が列挙されています。ただし、それぞれ何名が進んだのかという人数は記載されていません。つまり「こういう進路の実例がある」ことは分かるが、「どのくらいの割合か」は分からないという状態です。

これは聖進学院に限った話ではなく、小規模なサポート校では珍しくない形です。母数が小さいと割合の数字が年ごとに大きく振れるため、あえて出さないという判断もあり得ます。ですから「数字を出していない=隠している」と短絡する必要はありません。

とはいえ、判断材料としては足りません。説明会では、次のような聞き方をすると具体的な答えが返ってきやすくなります。

  • 「昨年度の卒業生は何名で、そのうち進学・就職はそれぞれ何名でしたか」
  • 「3年間で卒業できなかったお子さんは、どんな理由が多いですか」
  • 「大学進学を目指す場合、受験対策は聖進学院の授業内で完結しますか。塾が別に必要になりますか」

3つ目は費用にも直結する質問です。年100万円を払ったうえで塾代が別途必要になるのかどうかは、家計の計画に関わります。遠慮せず聞いていい項目です。

正直デメリットと強み|向く子・向かない子

ここまでの検証を、判断材料の形にまとめます。当サイトは良い面も悪い面も正直に書く方針なので、先にデメリットから並べます。

正直に挙げるデメリット3つ

  1. 費用の水準が高い。年間107万〜114万円に加えてパソコン購入費・行事費が別途。3年間では相応の総額になる
  2. 「高校ではない」構造を理解しないと混乱する。卒業校名は大智学園高等学校になり、費用も2階建てになる
  3. 卒業率などの数字が非公表。進路実績は名称の列挙にとどまり、割合で比較することができない

1つ目について補足します。通信制高校に直接入学する場合と比べると、聖進学院を経由する形は費用が上乗せになります。これは聖進学院が高いという話ではなく、サポート校という仕組みの構造上そうなる、というだけのことです。上乗せ分の見返りが「毎日通える教室と手厚い伴走」であり、それがお子さんに必要かどうかが判断の分かれ目になります。

3つ目については、繰り返しになりますが説明会で直接聞くしかありません。口頭でも具体的な人数が返ってくるなら、実態を把握している学校だと分かります。

一方の強み|南浦和に「毎日行ける場所」があること

デメリットだけ並べるのはフェアではありません。公式情報から言える強みも書きます。

  • 駅近の教室に毎日通える(南浦和駅から徒歩圏。首都圏の自宅から通学圏内)
  • 学力別クラスがある(中学内容に不安があっても入口がある)
  • スクールカウンセラーが配置されている(学習と気持ちのサポートが分かれている)
  • 学費が金額まで公開されている(問い合わせ前に総額の目安が分かる)
  • 3つの受け皿がある(普通・個別・はるかぜ教室から選べる)

不登校を経験したお子さんにとって、「毎朝行く場所がある」ことの価値は、金額では測りにくい部分です。家にいる時間が長くなるほど生活リズムは崩れ、外に出るハードルは上がっていきます。近所に通える教室があり、待っている人がいる。その環境が必要な段階のお子さんには、上乗せ分を払う意味があります。

向く子・向かない子の分かれ目

公式情報から言える範囲で整理します。

向いている可能性が高いお子さん

  • 今、家にこもりがちで「毎日行く場所」を取り戻したい
  • 一人で学習を進めるのが難しく、そばで見てくれる大人が必要
  • 中学校の学習に不安があり、基礎から段階を踏みたい
  • 南浦和まで無理なく通える範囲に住んでいる
  • 費用よりも、通える環境と手厚さを優先できる家庭状況にある

慎重に考えたいケース

  • 目的が「高卒資格の取得」に絞られている(サポート校を挟まない選択肢のほうが費用は抑えられます)
  • 費用をできるだけ抑えたい
  • 今はまだ外に出るのが難しく、家から始めたい段階にある
  • 大学受験に本気で取り組みたい(受験指導がどこまで含まれるかの確認が必須)

誤解のないように書きますが、これは聖進学院の良し悪しではなく、設計との相性の話です。毎日通える場所を必要としている子にとっては強みそのものが、家から始めたい子にとっては前提のハードルになる。それだけのことです。

比較の基準としてのN高|「通える場所が要る子」か「家から始める子」か

ここまで読んで、「悪い学校ではなさそうだけれど、金額をどう受け止めればいいのか」と感じている方が多いと思います。その判断には、比べる相手が必要です。

当サイトが比較の基準に置いているのはN高等学校です。理由は単純で、この記事で見てきた2つの論点が、N高では別の形になっているからです。

聖進学院N高等学校
位置づけサポート校(+大智学園に同時入学)通信制高校に直接入学
学費の構造2階建て(高校分44万円が別建て)1本(サポート校分の上乗せなし)
学びの中心南浦和の教室に通学ネット中心
学費情報公式サイトに金額掲載募集要項で金額を確認できる

N高が優れていて聖進学院が劣っている、という話ではありません。選ぶ軸は「通える居場所が要る子」か「家から再スタートする子」かです。

毎朝の行き先が必要で、対面で見てもらうことで前に進める子には、南浦和に教室があることが決定的な価値になります。一方、今はまだ外に出るのがしんどくて、自宅から少しずつ立て直したい子には、ネット中心で始められる形のほうが入り口が低い。必要なものが違うのだから、答えも違って当然です。

そして、費用の妥当性を判断するにも比較対象が要ります。サポート校を挟まない学校の学費が手元にあれば、聖進学院の見積もりのうちどこが「毎日通える教室」への対価なのかを切り分けられます。切り分けられれば、「その価値がうちの子にあるか」という、答えの出せる問いに変わります。

N高がどんな学校なのかはN高とはどんな学校かをまとめた記事で解説しています。資料は無料で取り寄せられるので、物差しとして1部持っておくと、説明会での質問がはるかに具体的になります。

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資料が2〜3校ぶんテーブルに並ぶと、もう一つ良いことがあります。お子さん本人の反応が見られることです。親が「ここが良さそう」と思った学校と、本人が長く眺めていた学校は、驚くほど一致しません。3年間通うのは本人ですから、選ぶ過程には本人を巻き込んであげてください。

あわせて読みたい|聖進学院を検討する前に

この記事と合わせて読むと、判断の精度が上がる記事をまとめました。

よくある質問

聖進学院は高校ですか?

いいえ。聖進学院は高等学校ではなく、通信制高校に在籍する生徒を支えるサポート校です。学校教育法上の高校ではないため、聖進学院そのものが高卒資格を出すことはできません。

ただし毎日通える教室があり、担任的なサポートも受けられるため、生活の実感としては「学校のように通う場所」になります。

高卒資格はどこから出ますか?

提携している大智学園高等学校(福島県双葉郡川内村で認可された通信制高校)から出ます。聖進学院に入学すると同時に大智学園にも入学し、卒業証書は大智学園から発行されます。

取得できるのは全日制と同じ「高等学校卒業」の資格で、大学受験の出願資格も変わりません。学歴として記載する卒業校名が大智学園高等学校になる点だけ、あらかじめ知っておきましょう。

学費は年間いくらですか?

公式サイトの2026年度新入生の例では、普通コースが年間合計1,070,000円、個別コースが年間合計1,140,000円です。いずれも提携通信制高校分の440,000円を含んだ金額です。

就学支援金が最大まで支給された場合の支払い例として、普通コース770,000円・個別コース840,000円が示されています。このほかにパソコン購入費と行事費が別途必要です。支援金の額は所得によって変わるため、ご家庭の実際の負担額は説明会で確認してください。

発達障害のある子への対応はありますか?

公式サイトのよくある質問には、姉妹校である「はるかぜ教室」(南浦和駅西口)で対応していると記載されています。またスクールカウンセラーも配置されています。

ただし、必要な配慮は一人ひとり違います。この記載だけでお子さんに合うかどうかを判断することはできませんので、具体的にどんな配慮が可能か、支援の計画はどう作られるかを、必ずご家庭から個別に確認してください。

【今夜できる一歩】噂ではなく、内訳と選択肢で判断する

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 公的に確認できる問題事例はなかった(聖進学院・大智学園とも/2026年8月時点)
  • 聖進学院はサポート校。高卒資格は大智学園高等学校から出る
  • 学費は年間107万〜114万円。うち44万円は大智学園分として別建て。別途パソコン購入費・行事費
  • コースは普通・個別・はるかぜ教室の3つ。学力別クラスとスクールカウンセラーあり
  • 卒業率などの数字は非公表。進路実績は名称の列挙のみ
  • 高卒資格そのものが目的なら、サポート校を挟まず通信制高校に直接入る選択肢もある

「やばい」という言葉は、調べてみれば「仕組みが分かりにくい」と「金額が大きい」の言い換えでした。どちらも、内訳を見れば整理できるものです。

私自身、検索候補を見たときは少し身構えました。調べ終えた今の感想は違います。怖いのは噂ではなく、二階建ての構造を知らないまま年100万円の契約をしてしまうこと。ここまで読んだ親御さんは、確認すべき項目をもう手にしています。

【今夜できる一歩】は2つです。1つ、この記事の確認事項(運営法人・7万円の差額の中身・卒業生の人数・配慮の具体策・2年次以降の金額)をメモに書き出す。2つ、比較の物差しとして通信制高校の資料を1部取り寄せておく。手元に基準が1つあるだけで、説明会で聞ける質問の中身が変わります。

資料請求は無料で、入学の義務もありません。噂を追いかけるより、公式の情報を並べて比べるほうがずっと早く答えに近づきます。お子さんに合う場所を、確かな材料で選んであげてください。

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N高等学校の資料を無料で取り寄せる(公式)

※本記事は聖進学院・大智学園高等学校の公式サイト掲載情報(2026年8月確認)にもとづいて作成しています。学費や制度は変更される場合があるため、最新の情報は必ず公式サイトおよび募集要項でご確認ください。

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この記事を書いた人

子どもを持つ母。わが子の進路を考える中で通信制高校を調べ始めました。学校の公式サイトと文部科学省のデータをひとつずつ確認しながら、同じように悩む親御さんが知りたいことを、分かりやすく正確にまとめていきます。

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