「N高に通学コースがあるのは分かった。でも、うちから通えるキャンパスはどこにあるの?」
調べても「全国にあります」としか出てこなくて…。結局、うちの県にあるのか分からないんです。
そこが一番知りたいですよね。この記事は都道府県別の一覧を先に出します。まず「あるか・ないか」を確かめてください。
先に結論を言います。
N高グループのキャンパスは全国105カ所・42都道府県にあります(2026年4月時点)。
都市部だけの学校ではありません。県庁所在地クラスの街なら、通える範囲に見つかる可能性が高い規模です。
同じように進路を調べている親のひとりとして、公式の一覧ページを都道府県ごとに整理しました。この記事では、地方別の全キャンパス一覧に加えて、リアルとオンラインの違い、通学定期の扱いまで、親が判断に使う情報をまとめます。
なお、キャンパスごとの募集状況や定員は時期によって変わります。近くのキャンパスに空きがあるかは、無料の資料請求と個別相談で確かめるのが確実です。
\ キャンパスごとの募集状況は、公式の一覧ページには載っていません /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
30秒でわかる|N高のキャンパス早見表
一覧を見る前に、「キャンパスとは何か」を30秒で押さえておくと表の読み方が変わります。気になる行だけ拾ってください。
| 気になっていること | 30秒の答え |
|---|---|
| キャンパスは何カ所ある? | 全国105カ所・42都道府県(2026年4月時点) |
| キャンパスの種類は? | 街にあるリアルキャンパスと、自宅から参加するオンラインキャンパスの2種類 |
| 誰が通う場所? | 通学コース(週5日・週3日・週1+)の生徒 |
| N高・S高・R高で違う? | キャンパスは3校共通。どの学校でも同じ場所に通える |
| 近くにない場合は? | オンラインキャンパス、またはネットコースという選択肢がある |
| 入学試験は? | リアルキャンパス希望者は筆記+面接あり/オンラインキャンパス希望者は試験なし |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」/同「通学コース」(2026年8月確認)
この記事の使い方は「上から順に」ではありません。まず次のH2の都道府県別一覧でお住まいの県を探し、見つかったら選び方へ、見つからなければ「近くにない場合」の章へ飛んでください。
そもそもN高がどんな学校かをまだ整理できていない場合は、先にN高とはどんな学校かをまとめた記事から読むと全体像がつかめます。コースの種類そのものが曖昧なら、N高の全コース比較が先です。
先に結論|キャンパスは全国105カ所・42都道府県にある
N高グループ(N高等学校・S高等学校・R高等学校)のキャンパスは、2026年4月時点で全国105カ所・42都道府県に広がっています。
2025年4月に31カ所を一気に新設して100カ所に到達し、2026年4月にも5カ所(いわき・日暮里・福井・枚方・宮崎)が加わりました。毎年拡大が続いている状況です。
- どの学校の生徒でも共通で通える。N高・S高・R高のどれに入学しても、キャンパスは同じ場所を使います
- 未開設の県は5つだけ。鳥取・島根・山口・和歌山・高知にはまだキャンパスがありません
- キャンパスがない地域でも、オンラインキャンパスという通学コースの選択肢があります(後半で解説します)
ネットの高校なのに、なぜキャンパスの場所を調べる必要があるんですか?
理由は、通学コース(週5日・週3日・週1+)を選ぶ場合、お子さんが実際に電車やバスで通う場所になるからです。自宅から通える範囲にあるかどうかで、選べるコースが変わります。
42都道府県という数字は、素直に心強い数字です。「通信制=説明会に行くのも一苦労」というイメージを持っていた方ほど、一覧を見ると印象が変わると思います。
出典:N高グループ公式ニュース「2026年4月に5キャンパス新設」(2026年8月確認)
【一覧】都道府県別のN高キャンパス(2026年8月時点)
公式の一覧ページをもとに、地方別に整理しました。※印は2026年4月に新設されたキャンパスです。
表の見方。お住まいの都道府県の行を見て、通勤・通学でなじみのある駅名や地名があるかを探してください。キャンパス名はほぼ「最寄り駅や街の名前」でつけられているので、地名が分かれば通えるかどうかの見当がつきます。
キャンパスの開設・移転は毎年動きます。この一覧は2026年8月時点の情報なので、最新の状況は必ず公式のキャンパス一覧ページで確認してください。
北海道・東北(11キャンパス)
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 北海道 | 札幌大通/北海道函館 |
| 青森県 | 青森 |
| 岩手県 | 岩手盛岡 |
| 宮城県 | 仙台広瀬通/仙台新寺通 |
| 秋田県 | 秋田 |
| 山形県 | 山形 |
| 福島県 | 福島/福島郡山/いわき※ |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
東北は6県すべてにキャンパスがあります。福島は3カ所と厚めで、2026年4月にいわきが加わりました。
関東(41キャンパス)
最も数が多いのが関東です。東京だけで16カ所あります。
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 東京都 | 御茶ノ水/秋葉原/晴海/錦糸町駅北口/東陽町/蒲田西口/用賀/新宿代々木/日暮里※/渋谷/池袋/八王子/立川/武蔵境/町田/聖蹟桜ヶ丘 |
| 神奈川県 | 横浜/川崎/溝の口/相模原橋本/横須賀/湘南平塚/本厚木 |
| 埼玉県 | 大宮/川越/熊谷/川口駅前/西武所沢/春日部 |
| 千葉県 | 千葉/海浜幕張/松戸/柏 |
| 茨城県 | 水戸/茨城取手/つくば |
| 栃木県 | 東武宇都宮/JR宇都宮 |
| 群馬県 | 群馬前橋/高崎/群馬太田 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
関東の強みは「選べる」ことです。たとえば神奈川なら横浜・川崎・溝の口など7カ所、埼玉なら大宮・川越など6カ所。自宅からの通いやすさで複数のキャンパスを比較できます。
候補が複数あって迷ったら。定期券の経路と同じ感覚で、「乗り換えが少ない方」を軸にすると絞りやすくなります。
北陸・甲信越(8キャンパス)
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 新潟県 | 新潟/新潟長岡 |
| 富山県 | 富山 |
| 石川県 | 金沢 |
| 福井県 | 福井※(県内初) |
| 山梨県 | 甲府 |
| 長野県 | 長野/長野松本 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
福井は2026年4月に県内初のキャンパスができた県です。「去年調べたときは無かった」という記憶のまま判断しないでください。
東海(9キャンパス)
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 愛知県 | 名古屋栄/名駅/東岡崎/豊田 |
| 静岡県 | 静岡/静岡沼津/浜松 |
| 岐阜県 | 岐阜 |
| 三重県 | 四日市 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
静岡は東西に長い県ですが、静岡・沼津・浜松の3カ所に分かれています。愛知も名古屋市内の2カ所に加えて東岡崎・豊田があります。
近畿(18キャンパス)
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 大阪府 | 梅田/心斎橋/天王寺/京橋/堺東/大阪池田/枚方※ |
| 兵庫県 | 神戸三宮/姫路/明石/西宮北口/芦屋/三田 |
| 京都府 | 京都四条烏丸/京都山科 |
| 滋賀県 | 滋賀草津 |
| 奈良県 | 奈良西大寺/奈良王寺駅前 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
近畿も関東と同じく比較できる地域です。大阪は梅田・心斎橋・天王寺など7カ所あり、2026年4月には枚方が加わりました。兵庫も神戸三宮から姫路まで6カ所に広がっています。
中国・四国(6キャンパス)
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 広島県 | 広島 |
| 岡山県 | 岡山/倉敷 |
| 香川県 | 高松 |
| 愛媛県 | 松山 |
| 徳島県 | 徳島 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
この地方は一覧に載っていない県が集中します。鳥取・島根・山口・高知はこの表に出てきません。該当する方は、ネットコースか通学コースかの選び方を先に読んでおくと、この先の判断が早くなります。
九州・沖縄(12キャンパス)
| 都道府県 | キャンパス |
|---|---|
| 福岡県 | 北九州/福岡薬院/博多駅南/久留米 |
| 佐賀県 | 佐賀駅前 |
| 長崎県 | 長崎駅前/長崎佐世保 |
| 熊本県 | 熊本 |
| 大分県 | 大分 |
| 宮崎県 | 宮崎※(県内初) |
| 鹿児島県 | 鹿児島 |
| 沖縄県 | 那覇 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
九州・沖縄は8県すべてにキャンパスがあります。宮崎は2026年4月の県内初開設です。
未開設の県と、混同しやすい「スクーリング会場」との違い
2026年8月時点でキャンパスがないのは、鳥取・島根・山口・和歌山・高知の5県です。この5県にお住まいの場合は、後述するオンラインキャンパスかネットコースが現実的な選択肢になります。
もう1つ、混同しやすい注意点があります。キャンパスと「スクーリング会場」は別物です。
| キャンパス | スクーリング会場 | |
|---|---|---|
| 役割 | 通学コースの生徒が日常的に通う場所 | 卒業要件の対面授業を受ける場所 |
| 場所 | 全国105カ所(2026年4月時点) | 本校(沖縄伊計=N高/つくば=S高/桐生=R高)と全国対応の会場(北海道北広島・ところざわサクラタウン・名古屋千種・江坂・福岡博多) |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」(2026年8月確認)
なぜこの区別が大事かというと、ネットコースを選んだ場合の勘違いを防げるからです。「近所にキャンパスがあるから、スクーリングもそこで済む」とは限りません。逆に、キャンパスのない県に住んでいても、スクーリングは所定の会場で受ける仕組みなので卒業に支障はありません。
- ※印のキャンパスは2026年4月の新設。古い情報で判断しない
- キャンパス名は最寄り駅や街の名前でつけられている
- 未開設は鳥取・島根・山口・和歌山・高知の5県(2026年8月時点)
- キャンパスとスクーリング会場は別物
スクーリングの仕組みと日数はN高のスクーリング解説記事にまとめているので、あわせて確認してください。
リアルキャンパスとオンラインキャンパスの違い|入試の有無が分かれ目

キャンパスに通うのは、週5日・週3日コースと週1+コースの生徒です。そしてN高の通学コースには、実は「通う先」が2種類あります。街にあるリアルキャンパスと、自宅から参加するオンラインキャンパスです。登校先はこの2つから選びます。
オンラインキャンパスは、公式が「ネットの力で自宅が教室に」と説明する仕組みです。ビデオ会議などを使い、週5日または週3日、双方向のオンライン登校をします。
オンラインキャンパスって、要はネットコースと同じことでは?
ここ、いちばん間違えやすいところです。別物です。
ネットコースは自分のペースで学ぶスタイルですが、オンラインキャンパスは「決まった日に登校する通学コース」をオンラインで行うもの。生活リズムの作られ方がまったく違います。
両者の違いを表にまとめます。
| リアルキャンパス | オンラインキャンパス | |
|---|---|---|
| 登校先 | 全国105カ所のキャンパス | 自宅(ビデオ会議等で参加) |
| 登校頻度 | 週5日・週3日/週1+ | 週5日・週3日 |
| 入学試験 | 筆記試験+面接(グループワーク含む)あり | 入学試験なし |
| カリキュラム | 共通(差はありません) | |
| メンターのサポート | 共通(どちらにもつきます) | |
出典:N高グループ公式サイト「通学コース」/同「通学コース紹介」/同「コース紹介」(いずれも2026年8月確認)
- 親が一番知っておきたいのは入試の違い
- リアルキャンパス希望者のみ筆記試験と面接(グループワーク含む)がある
- オンラインキャンパス希望者には入学試験がない
- カリキュラムとメンターサポートはどちらも共通
この差は、志望の組み立てに直結します。リアルキャンパスは場所も定員も限られるため、試験というふるいがある。オンラインキャンパスは場所の制約がないぶん、試験なしで受け入れられる。そう理解しておくと納得しやすい構造です。
「試験があるなら準備は?」と気になったら、N高の偏差値と入試の記事で内容を確認しておくと安心です。
「オンラインだと内容が薄くなるのでは」という心配は要りません。カリキュラムとメンターサポートは共通だと公式が説明しています。
そもそも通学コースとネットコースのどちらが向くか迷っている段階なら、ネットコースか通学コースかの選び方から整理するのが近道です。コースの数と料金の全体像ならN高の全コース比較にまとめています。
キャンパスと「入学する学校」の関係|N高・S高・R高どれでも共通
一覧を見て、「N高のキャンパスとS高のキャンパスは別なの?」と疑問に思った方もいるはずです。
答えはシンプルです。キャンパスは3校共通。N高・S高・R高のどの学校に入学しても、同じキャンパスに通えます。公式FAQでも、キャンパスの環境やカリキュラムに学校ごとの差はないと説明されています。
3校の違いはただ1つ、2年次に参加する本校スクーリングの場所と日程です。
| 入学する学校 | 日常の通学先 | 本校スクーリングの場所 |
|---|---|---|
| N高等学校 | 全国105カ所のキャンパス(3校共通) | 沖縄伊計本校 |
| S高等学校 | つくば本校 | |
| R高等学校 | 桐生本校 |
出典:N高グループ公式サイト「よくある質問」(2026年8月確認)
つまり学校選びは「どの本校に行くか」で決まる話であって、日常の通学先には影響しません。「家の近くのキャンパスに通いたいからN高」といった考え方は不要です。
親の立場では、これは安心材料でもあります。仮に願書の段階でN高とS高のどちらにするか迷っても、お子さんの毎日の高校生活はほぼ同じ。慌てて決める必要のない部分だと分かるからです。
- キャンパスは3校共通。日常の通学先は学校名で変わらない
- 違うのは2年次の本校スクーリングの場所と日程だけ
- 「近いキャンパスに通いたいからN高」という選び方は不要
詳しい比較はN高とS高の違いの記事、本校スクーリングの日数はN高のスクーリング解説記事で解説しています。
キャンパスの選び方|通える範囲→開講状況→見学の3ステップ

一覧に候補が見つかったら、次は絞り込みです。手順は3つに分けると迷いません。
| ステップ | やること | どこで分かるか |
|---|---|---|
| ①通える範囲を拾う | 無理なく通える片道時間で候補を絞る | この記事の一覧+公式サイト |
| ②開講状況と定員を確かめる | 希望のコースが開講しているか確認する | 各キャンパスページ+個別相談 |
| ③見学で雰囲気を見る | 本人と一緒に教室と通学路を確認する | オープンキャンパス・個別相談 |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」/同「オープンキャンパス」(2026年8月確認)
①通える範囲は「地図の距離」ではなく「毎朝の所要時間」で見る
週5日通う可能性を考えると、無理なく通える片道時間で絞るのが現実的です。
気をつけたいのは、地図上の距離ではなく実際の所要時間で考えることです。週5日コースなら、その道のりを毎朝往復します。乗り換えの回数、雨の日や冬の通学、部活や放課後を楽しんだあとの帰宅時間。全日制の高校を選ぶときと同じ目線で見てください。
②「一覧に載っている=希望のコースに入れる」とは限らない
ここが見落とされがちなポイントです。開講コースの差や既存キャンパスの定員は、公式サイトの一覧だけでは分かりません。
開講しているコースはキャンパスごとに違う可能性があるため、「一覧に載っている=希望のコースに入れる」とは限らないのです。
候補が2〜3に絞れたら、各キャンパスページを見たうえで、個別相談で直接聞くのが一番早い方法です。
③見学は本人と一緒に。パンフレットの何倍も決め手になる
見学は、できればお子さん本人と一緒に行きましょう。親がどれだけ調べても、最後に通うのは本人です。
教室の雰囲気、通っている生徒の様子、駅からの道。実際に見た印象は、パンフレットの何倍も判断材料になります。最後は本人の「ここなら通えそう」という感覚が決め手になります。
申し込みの手順と当日の中身はN高のオープンキャンパスの記事で詳しく解説しています。
通学定期は使える?|2026年4月のJR改定で利用可能に
電車通学を考えると気になるのが定期券です。ここは朗報があります。
公式FAQによると、2026年4月からのJRの改定ルールに基づき、JR路線と対象の連絡定期区間で通学定期券が利用できるようになりました。通学コースの交通費を考えるうえで、大きな変化です。
週5日コースで3年間通うなら、交通費は学費と並ぶ固定費です。一般に通学定期は通勤定期よりかなり割安なので、家計へのインパクトは小さくありません。候補キャンパスまでの定期代を一度調べておくと、費用の全体像が見えます。
1つだけ注意があります。通学証明書の発行は入学後です。入学前に発行してもらうことはできません。入学式より前に定期を買っておく、という段取りは組めないので覚えておいてください。
出典:N高グループ公式サイト「よくある質問」(2026年8月確認)
交通費を含めた費用全体のイメージは、N高の学費の内訳で確認できます。
見学・オープンキャンパスの申し込み方
オープンキャンパスは、キャンパスツアー・個別相談・在校生との座談会などが用意されています。開催形式は2系統です。
- 会場開催:実際のキャンパスで教室の空気や生徒の様子を見られる
- オンライン開催:自宅から参加できる。遠方の家庭や、まず話だけ聞きたい段階に向く
出典:N高グループ公式サイト「オープンキャンパス」(2026年8月確認)
申し込みはどちらも公式サイトのフォームからです。「見学に行ったら入学を勧められそう」と身構える必要はありません。オープンキャンパスも資料請求と同じく、あくまで検討材料を集める場です。
個別相談では、この記事で「個別相談で確認を」とした項目をまとめて聞けます。行く前に質問リストを作っておくと取りこぼしがありません。たとえばこの3つです。
- 希望するキャンパスで、週何日のコースが開講しているか
- 現在の募集状況と、定員に対する空きの見込み
- 途中からコースやキャンパスを変えたくなった場合、どんな手続きになるか
3つ目のコースやキャンパスの変更については、公式サイトに一般向けの説明が見当たりませんでした。断定できない部分なので、入学前の個別相談で直接確かめておくのが確実です。
見学の予約前に手元に資料があると、質問リストがぐっと作りやすくなります。転入・編入を考えている場合はN高の転入・編入の記事もあわせてどうぞ。
「近くにキャンパスがない」場合の原因別ガイド
一覧を見たけど、うちの県は載っていませんでした。もうN高は無理ということですか?
いいえ。「通えない」と「入れない」は別の話です。ここからが本題だと思ってください。
ひとくちに「近くにない」と言っても、状況はいくつかに分かれます。原因ごとに、次の一手が変わります。
| 状況 | 次の一手 |
|---|---|
| 県内にキャンパスがない(鳥取・島根・山口・和歌山・高知) | オンラインキャンパスで週5日・週3日のオンライン登校/またはネットコース |
| 県内にはあるが、家からは遠い | 隣接県も含めて一覧を見直す/通う日数の少ないコース(週1+)も検討する/オンラインキャンパス |
| 通えるが、毎日通えるかは不安 | 週3日・週1+という頻度の選択肢を個別相談で確認する |
| そもそも登校自体が本人に合うか分からない | 自分のペースで学ぶネットコースを軸に検討する |
| 見学に行きたいが遠い | オンライン開催のオープンキャンパスに参加する |
出典:N高グループ公式サイト「キャンパス一覧」/同「通学コース」/同「オープンキャンパス」(いずれも2026年8月確認)
選択肢①オンラインキャンパス|住む場所に関係なく「登校する高校生活」を選べる
キャンパスがない地域で、いちばん見落とされている選択肢がこれです。自宅から週5日・週3日のオンライン登校をする通学コースで、カリキュラムもメンターサポートもリアルキャンパスと共通です。
しかも、オンラインキャンパス希望者には入学試験がありません。リアルキャンパス希望者にある筆記試験と面接(グループワーク含む)が、こちらでは不要です。
引っ越しをしなくても「決まった日に登校する高校生活」が選べる。これが、キャンパス未開設の5県にお住まいの家庭にとって現実的な答えになります。
選択肢②ネットコース|自分のペースで学ぶスタイル
もう1つは、自分のペースで学ぶネットコースです。オンラインキャンパスが「決まった日に登校する」形なのに対して、こちらは登校日という枠がありません。
どちらが合うかは、お子さんの生活リズム次第です。「決まった時間に始まる予定があると動ける」タイプか、「自分で組み立てたい」タイプか。この見立てが、そのままコース選びになります。
判断の材料はネットコースか通学コースかの選び方に整理しています。料金まで含めて全体を見たいならN高の全コース比較へ。
選択肢③スクーリングは所定の会場|キャンパスがなくても卒業できる
「近くにキャンパスがないと、卒業の対面授業はどうなるの?」という不安もあると思います。
前の章で触れたとおり、スクーリングは所定の会場で受ける仕組みなので、キャンパスのない県に住んでいても卒業に支障はありません。本校スクーリング会場(沖縄伊計=N高/つくば=S高/桐生=R高)と、全国対応の会場が別枠で設けられています。
日数や進み方はN高のスクーリング解説記事で確認できます。
- キャンパスがなくてもオンラインキャンパスで通学コースを選べる
- オンラインキャンパス希望者に入学試験はない
- スクーリングは所定の会場なので卒業に支障はない
- ただし各キャンパスの開講コースと募集状況は公式サイトの一覧では分からない
\ キャンパスごとの開講コースは、一覧ページだけでは分かりません /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
リアルキャンパスが向いている子・オンラインを検討したい子
ここまでの内容を、お子さんの状況に当てはめる形で整理します。断定ではなく、判断の目安として読んでください。
| リアルキャンパスを軸に考えたい | オンラインキャンパスを軸に考えたい |
|---|---|
| 無理なく通える片道時間のキャンパスがある | 県内に未開設、または家から遠い |
| 教室の空気や同級生との時間を本人が求めている | 登校はしたいが、通学の負担は減らしたい |
| 筆記試験+面接(グループワーク含む)の準備ができる | 入学試験のない形で進みたい |
| 雨の日・冬の通学も含めて往復を続けられそう | 移動時間を学習や活動にあてたい |
出典:N高グループ公式サイト「通学コース」(2026年8月確認)
どちらの列にも当てはまらない、という場合もあります。その時は「登校するかどうか」より前に、自分のペースで学ぶネットコースまで含めて考え直すタイミングです。
迷ったら、先に決めるのは「学校」ではなく「通い方」です。キャンパスは3校共通ですから、学校名は後からで間に合います。
- 最初に決めるのは通い方(リアル/オンライン/ネットコース)
- 次に、通える範囲の候補キャンパスを2〜3つに絞る
- 最後に開講状況と募集状況を個別相談で確認する
卒業後の進路まで見据えて考えたい方は、N高からの大学進学の記事もあわせてどうぞ。
よくある質問|N高のキャンパスについて親が気になること
近くにキャンパスがない場合はどうすればいいですか?
選択肢は2つあります。1つは、自宅から週5日・週3日のオンライン登校をするオンラインキャンパス。通学コースと同じカリキュラムを、住む場所に関係なく受けられます。キャンパス未開設の鳥取・島根・山口・和歌山・高知の5県にお住まいでも、この形なら「決まった日に登校する高校生活」を選べます。
もう1つは、自分のペースで学ぶネットコースです。どちらが合うかはお子さんの生活リズム次第なので、ネットコースか通学コースかの選び方を参考に検討してください。
今後、新しいキャンパスはできますか?
拡大は毎年続いています。2025年4月に31カ所、2026年4月にも5カ所(いわき・日暮里・福井・枚方・宮崎)が新設されました。福井と宮崎は県内初の開設です。
ただし「来年うちの県にできるか」までは公表されていません。現時点の一覧で判断しつつ、公式ニュースの新設発表を待つ形になります。
出典:N高グループ公式ニュース「2025年4月・31キャンパス新設」(2026年8月確認)
キャンパスの定員は何名ですか?
2026年4月新設の5キャンパスは、公式発表で各60〜90名とされています。いずれも駅から徒歩1〜12分の立地です。
既存キャンパスの定員は公表されていません。希望するキャンパスに空きがあるかどうかは、募集状況とあわせて個別相談で確認してください。
新設校の60〜90名という数字から、1キャンパスは全日制の1学年より小さい規模だと想像できます。人気エリアでは枠が埋まる可能性も考えて、リアルキャンパス希望なら早めに動くほうが安心です。
N高とS高とR高で、通うキャンパスは違いますか?
違いません。キャンパスは3校共通で、どの学校に入学しても同じ場所に通えます。公式FAQでも、キャンパスの環境やカリキュラムに学校ごとの差はないと説明されています。
3校の違いは、2年次に参加する本校スクーリングの場所と日程だけです(N高=沖縄伊計本校/S高=つくば本校/R高=桐生本校)。詳しくはN高とS高の違いの記事で解説しています。
キャンパスとスクーリング会場は同じ場所ですか?
別物です。キャンパスは通学コースの生徒が日常的に通う場所、スクーリング会場は卒業要件の対面授業を受ける場所です。
本校スクーリング会場(沖縄伊計=N高/つくば=S高/桐生=R高)と、全国対応の会場(北海道北広島・ところざわサクラタウン・名古屋千種・江坂・福岡博多)が別枠で設けられています。仕組みと日数はN高のスクーリング解説記事にまとめています。
通学定期券は使えますか?
公式FAQによると、2026年4月からのJRの改定ルールに基づき、JR路線と対象の連絡定期区間で通学定期券が利用できるようになりました。
ただし通学証明書の発行は入学後です。入学前に発行してもらうことはできないため、入学式より前に定期を買っておくという段取りは組めません。交通費を含めた費用全体はN高の学費の内訳で確認できます。
キャンパスに通うのに入学試験はありますか?
リアルキャンパス希望者には、筆記試験と面接(グループワーク含む)があります。一方、オンラインキャンパス希望者には入学試験がありません。
試験の中身が気になる場合は、N高の偏差値と入試の記事を確認しておくと準備の見当がつきます。
一覧に載っていれば、希望の週5日コースに必ず入れますか?
そうとは限りません。開講しているコースはキャンパスごとに違う可能性があり、開講コースの差や既存キャンパスの定員は公式サイトの一覧だけでは分かりません。
候補が2〜3に絞れたら、各キャンパスページを見たうえで、個別相談で希望コースの開講状況と募集状況を直接確認してください。
まとめと、今夜できる一歩
最後に、この記事の要点です。
- キャンパスは全国105カ所・42都道府県(2026年4月時点)。未開設は鳥取・島根・山口・和歌山・高知の5県のみ
- N高・S高・R高のどれに入学しても、通うキャンパスは共通
- リアルキャンパスは筆記+面接あり、オンラインキャンパスは入学試験なし。カリキュラムとメンターサポートは共通
- 2026年4月のJR改定ルールで、JR路線の通学定期が使えるようになった
- 開講コースの差や募集状況は一覧だけでは分からないので、個別相談で確認する
キャンパス選びの入口は、「通える範囲にあるか」を一覧で確かめることです。この記事の表で候補が見つかったら、次の一手は2つ。資料請求で候補キャンパスの情報を手に入れることと、オープンキャンパスの日程を調べることです。
候補が見つからなかった場合も、道が閉じたわけではありません。オンラインキャンパスなら住む場所を問わず「登校する高校生活」を選べます。通える・通えないの前に、お子さんに合う学び方はどれかという視点で、もう一度コースから考えてみてください。
一覧の情報は毎年動きます。2025年と2026年の2年だけでも36カ所が新設されました。だからこそ、最終判断の前には必ず公式の最新情報と個別相談で確かめてください。
今夜できる一歩
- この記事の一覧でお住まいの都道府県の行を見て、候補を2〜3つ書き出す
- 乗換案内で、自宅から候補キャンパスまでの片道の所要時間を調べる
- 候補が見つからなければ、オンラインキャンパスを前提に考え直す
- 無料の資料を取り寄せて、個別相談で聞く質問リストを作る
今日ここまで決められなくて大丈夫です。「通える候補を書き出す」だけでも、明日の話し合いはずいぶん進みます。
資料請求は無料で、入学の義務はありません。近くのキャンパスの募集状況を知るところから始めましょう。見学まで進みたい方はN高のオープンキャンパスの記事、評判が気になる方はN高の評判の記事もどうぞ。
\ 既存キャンパスの定員は、公式サイトでは公表されていません /
公式サイト https://nnn.ed.jp/
