不登校・進路の無料相談窓口まとめ|公的機関を中心に、親が今日使えるところだけ

お子さんが学校に行けなくなったとき、親はまず誰に相談すればいいのか。私も調べ始めるまで、まったく知りませんでした。

担任に話すのは気が重い。かといって、家族だけで抱えるのはもっとつらい。夜中に検索して、余計に不安になる。そんな時期が私にもありました。

先に結論をお伝えします。

不登校や進路の悩みを無料で相談できる窓口は、公的機関を中心に複数あります。学校に言いにくいことは、学校の外の窓口に話して構いません。

この記事では、公式サイトで電話番号と受付時間を確認できた窓口だけをまとめました。広告や紹介料は一切入っていません。判断材料として、安心して使ってください。

なお、食欲がない・眠れないなど体調の変化が出ている場合は、相談窓口より先に医療機関の受診を検討してください。この記事で扱うのは、あくまで「話を聞いてもらう・情報をもらう」ための窓口です。

目次

【一覧表】不登校・進路の無料相談窓口|対象と受付時間

まず全体を一覧にします。番号と受付時間は、それぞれの公式サイトで確認したものです(2026年8月時点)。

窓口対象連絡先受付時間
24時間子供SOSダイヤル子ども本人・保護者0120-0-78310(無料)24時間・年中無休
教育支援センター不登校の子と保護者各自治体の教育委員会自治体により異なる(平日日中が中心)
スクールカウンセラー在籍校の子と保護者在籍校に申し込み学校ごとの勤務日
チャイルドライン18歳までの子ども本人0120-99-7777(無料)毎日16時〜21時(年末年始休)
不登校の親の会保護者全国ネットワークの一覧から各会へ会により異なる
ひきこもり地域支援センター本人・家族都道府県・指定都市の各センターセンターにより異なる
こころの健康相談統一ダイヤル本人・家族(親自身も可)0570-064-556(通話料あり)都道府県により異なる

ここから、ひとつずつ中身を説明します。「どれに掛ければいいのか」は次の章で整理するので、まずは流し読みで大丈夫です。

24時間子供SOSダイヤル|夜中でもつながる文部科学省の窓口

0120-0-78310(なやみ言おう)。文部科学省の事業で、24時間・年中無休、通話は無料です。

意外と知られていませんが、この番号は保護者も使えます。掛けると、原則としてお住まいの地域の教育委員会の相談機関につながります。

公式ページには「つながらないことがあってもためらわずに、何度でもかけてください」とあります。深夜にどうしようもなく不安になったとき、まず思い出してほしい番号です。

出典:文部科学省「24時間子供SOSダイヤル」(2026年8月確認)

教育支援センター|自治体が設置する不登校の公的支援

教育支援センター(旧・適応指導教室)は、教育委員会が設置する公的機関です。不登校のお子さんへの個別の相談やカウンセリング、学習支援を無料で行っています。

窓口は市区町村ごとに違うため、探し方を覚えておくと早いです。文部科学省の「不登校に関する地元の相談窓口」ページから、都道府県→市区町村の順にたどれます。

「(お住まいの市区町村名) 教育支援センター」で検索しても見つかります。在籍校を通さず、親が直接問い合わせて構いません。

出典:文部科学省「不登校に関する地元の相談窓口」(2026年8月確認)

スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー|在籍校で申し込める

在籍校には、心理の専門家であるスクールカウンセラーが配置されています(勤務日は学校により異なります)。担任を通じて、または直接、面談を申し込めます。

保護者だけの面談も可能です。子ども本人がまだ話せる状態でなくても、親が先に相談して構いません。

家庭の事情や福祉的な支援が絡む場合は、スクールソーシャルワーカーという福祉の専門職につないでもらえることもあります。申し込みの窓口はどちらも在籍校です。

チャイルドライン|18歳までの子ども本人のための電話

0120-99-7777。18歳までの子ども本人が対象で、毎日16時〜21時(年末年始は休み)、通話は無料です。チャット相談もあります。

ここは親が掛ける窓口ではありません。名前を言わなくてよく、秘密は守られる。「親には話せないことを吐き出せる場所」として、お子さんにそっと番号を伝えておく使い方が向いています。

冷蔵庫にメモを貼っておくだけでもいいと思います。使うかどうかは本人に任せる。それが子どもの逃げ道を1本増やすことになります。

出典:チャイルドライン公式サイト(2026年8月確認)

不登校の親の会|同じ立場の親と話せる場所

専門家への相談とは別に、「同じ経験をした親と話したい」というニーズがあります。それに応えるのが親の会です。

1990年から続くNPO法人「登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク」の公式サイトに、全国の親の会が地域別に一覧化されています。連絡先が載っているので、お住まいの地域の会に直接問い合わせできます。

解決策をもらう場所というより、「うちだけじゃなかった」と思える場所です。孤独感がいちばんつらい時期には、専門窓口よりここが効くことがあります。

出典:登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク「全国の親の会」(2026年8月確認)

ひきこもり地域支援センター|外出できない状態が長引いたら

不登校から家にこもる状態が長引いてきた場合の窓口です。すべての都道府県・指定都市に設置されていて、家族だけの相談もできます。

対応するのは、社会福祉士・精神保健福祉士・公認心理師などの資格を持つ支援コーディネーター。状況を聞いたうえで、適切な支援機関につないでくれます。

お住まいの地域のセンターは、厚生労働省の公式ページにある連絡先一覧から探せます。

出典:厚生労働省「ひきこもり支援に関する取組」(2026年8月確認)

こころの健康相談統一ダイヤル|親自身の心がしんどいとき

0570-064-556。掛けた地域の公的な相談機関につながる、厚生労働省の統一番号です。受付時間は都道府県により異なり、通話料がかかります。

これは子どものためというより、親御さん自身のための番号として覚えておいてください。子どもの不登校が続くと、親の心も確実にすり減ります。

24時間対応の無料窓口としては、#いのちSOS(0120-061-338)、よりそいホットライン(0120-279-338)も同じ厚生労働省のページで案内されています。

出典:厚生労働省「まもろうよ こころ」(2026年8月確認)

どこに掛ければいい?|状況別の使い分け

窓口が7つもあると、逆に迷いますよね。状況別に整理します。

今の状況まず使う窓口
今夜、誰かに話したい24時間子供SOSダイヤル(保護者も可)
不登校の対応を具体的に相談したい教育支援センター/スクールカウンセラー
学校には言いにくい教育支援センター(在籍校を通さず連絡可)
子ども本人が話し相手を求めているチャイルドライン(番号を伝えておく)
同じ立場の親と話したい地域の親の会
外出しない状態が長引いているひきこもり地域支援センター
親自身が限界に近いこころの健康相談統一ダイヤル

迷ったら、24時間子供SOSダイヤルか教育支援センターのどちらかで大丈夫です。話を聞いたうえで、より合う窓口を案内してもらえます。

ひとつだけ補足を。お子さんに食欲不振や不眠など体調の変化が出ているときは、相談窓口と並行して、まず医療機関(小児科やかかりつけ医)に相談してください。

相談する前に|準備しておくと楽になる3つのこと

電話をかける直前は、意外と頭が真っ白になります。私が調べていて「これは先に用意しておくと楽だ」と感じたことを3つ挙げます。

1. 状況メモを1枚つくる

「いつから行けていないか」「きっかけに心当たりはあるか」「今の1日の過ごし方」「体調の変化」。この4点を箇条書きにしておくと、どの窓口でも話が早く進みます。

きれいに書く必要はありません。スマホのメモで十分です。同じ説明を窓口ごとに繰り返すのは消耗するので、1枚あると使い回せます。

2. 「聞きたいこと」を1つだけ決めておく

全部を一度に解決しようとすると、話がまとまらずに終わります。「今週、学校とどう連絡を取ればいいか」のように、直近の1つに絞ると答えが持ち帰れます。

3. 合わなかったら別の窓口へ、と最初から決めておく

相談員も人です。相性が合わないことは普通にあります。1回で「相談しても無駄だった」と結論を出さず、窓口を変えてみてください。

この記事に7つ載せたのは、そのためでもあります。合う場所が1つ見つかれば十分です。

心が少し落ち着いたら|進路の情報はこのサイトにあります

相談窓口が受け止めてくれるのは「今のつらさ」です。一方で、「この先どうするか」という進路の情報は、親が自分で集めることになります。

当サイトは、同じく調べ役の親である私が、通信制高校を中心に一次情報を確かめながらまとめているサイトです。急ぐ必要はありませんが、落ち着いたときに読めるよう置いておきます。

今のご状況に近いものから、1つだけ開いてみてください。全部読む必要はありません。

どれも、読むのは落ち着いてからで大丈夫です。今日は窓口に電話するだけでも十分です。

まとめ|親が一人で抱えないことが、いちばんの対策です

最後に要点をまとめます。

  • 無料の相談窓口は公的機関を中心に複数ある。学校に言いにくいことは学校外の窓口でいい
  • 今夜つらいなら24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)。保護者も掛けられる
  • 子ども本人にはチャイルドライン(0120-99-7777)の番号をそっと渡しておく
  • 親自身の心のケアも忘れない。統一ダイヤルや24時間の無料窓口がある
  • 状況メモ1枚と「聞きたいこと1つ」で、相談はぐっと楽になる

相談したからといって、すぐに何かが解決するわけではないかもしれません。それでも、「話せる場所がある」と知っているだけで、夜の重さは少し変わります。

このページはブックマークして、必要な夜に開いてください。

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この記事を書いた人

子どもを持つ母。わが子の進路を考える中で通信制高校を調べ始めました。学校の公式サイトと文部科学省のデータをひとつずつ確認しながら、同じように悩む親御さんが知りたいことを、分かりやすく正確にまとめていきます。

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